先日、
アルバム作りが一段落したので、
ちょっくらと、
伊豆の実家に帰ってきました。
車で片道2時間半。
ドライブにはちょうどいい距離です。
妹の部屋だけオーシャンビュー（上の写真）。
ずるい。。。
僕の部屋は、伊藤家で「老人部屋」と呼ばれています（笑）
ベッドと小さなテレビしかないから。
そんな中、
甥（小学5年）のリレー大会があるとの事で、
小学校まで見に行ってきました。
甥の小学校の校長先生は、
僕が小学4年の時の担任の先生で、
僕が一番好きだった先生と言っても過言ではない、
渡辺先生。
なんと、30年ぶりの再会！
渡辺先生と再会して、
思い出話に花が咲き、
先生は「そうだ、そうだ！そうだったなー！」
と、10秒に1度の割合くらいで、固い握手を交わしながらの立ち話。
何度、握手しただろうか。数えきれない程。
握手するほどに、僕の心も小学生にタイムスリップしていく
感覚でした。
僕が小学生の頃の出来事で一番覚えているのは、
すごく天気がいい日に、
渡辺先生が、
「よーし！みんな！今日は屋上で給食を食べよう！」
と言って、みんなでワーイ！と、
屋上に行ったときの事。
食べてる途中で、突風が吹き、風が止まらずに、
砂がみんなの給食に舞い散ってしまった事があったんです。
結局、その給食はほとんど食べれなくなっちゃって、
みんなでションボリと5時間目を迎えた時の事、
渡辺先生が、両手一杯に、スーパーのビニール袋を提げて、
クラス40人分のパンをたくさん買ってきてくれて、
「よーし！みんな！5時間目は今日は無しだ！みんなでパン食べよう！」
と、みんなでパンを2個ずつくらい食べた思い出。
それは先生のポケットマネー。
いじめを絶対に許さず、
いじめっ子を発見すると、教室の教壇に呼び、
みんなが見ている前で、激しく厳しく叱り、
（見てるみんなが驚愕するほど怖かった
)
でも叱った後は、
涙をボロボロこぼすいじめっ子を強く抱きしめ、
「もう、絶対しちゃダメだぞ！」と、
5分くらい抱きしめながら慰めていた先生。
授業中、問題を解けない子が１人でもいると、
その子の机まで行って、答えがわかるまで、
何分かかってでも教えてくれた先生。
「よーし！今日は本を読もうか！」
と、授業を中断して、「レ・ミゼラブル」とかを
教室をゆっくり歩きながら、
ものすごーーーく感情を込めて朗読してくれた先生。
みんな、先生のその読書の時間が大好きでした。
本当に熱くて、優しい先生でした。
僕は渡辺先生から、勉強以外にも、沢山のモノを学びました。
そんな先生との再会。
涙が出そうでした。
渡辺先生、いつまでもお元気で！
僕は先生のおかげで、今、こうして生きていますよ
お互いが生きているうちに、
もっともっといろんな先生に会いたくなりました。
心から感謝の気持ちを込めて。
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