権利関係の勉強の仕方
科目別の勉強の仕方
(権利関係編)
まず基本書を開くとだいたい
最初に出てくるのが
権利関係
この権利関係の中に
・民法
・不動産登記法
・借地借家法
・区分所有法
といった法令が含まれています。
で、まずおおまかな流れとして
お話しますと、権利関係の中でも
不動産登記法以外は
理解
の勉強がメインになります。
ここで、初学者の方が陥りやすいのが
「なんでも覚えればいいや」という形での
完全暗記型の勉強。
しかし、最初の権利関係から
暗記をしていたのでは、
そのあとにくる法令上の制限や宅建業法、
はたまた・・・
税法などの勉強に差し掛かったときに
息切れしてしまうのは目に見えています。
(まぁずば抜けて記憶力がある方は
全て暗記なさってもいいと思いますが・・・)
で、話をもとに戻しますと
なにをどう理解するのか、
ということですよね
権利関係の中でも民法、
これは一番中心となるものです。
内容としては社会一般のルール、
とでも申しましょうか。
そんな民法を
一番理解しやすい勉強法としては
「事例を自分の立場に置き換える」
自分が買い物するとき、
自分が担保をとるとき、
自分が相続しなくちゃいけない
こういう立場になったときetc。。。
あとは、民法の理念ですね。
最近の試験傾向としては、
難しい判例もちらほら出ているのですが、
結論として突飛なものはまだありません
と、いうことは
各項目の理念さえ理解しておけば、
知らない判例が出ても
答えを導き出せます。
民法のお話ばかりでしたが
権利関係のその他の借地借家法や
区分所有法というのは・・・・
結局、民法の考え方を
基本にしているものがほとんど
つまり、民法さえ理解できてしまえば
他はそこからの 肉付けだけなので
比較的容易に理解することができます
不動産登記法に関しては
手続法なのですが、これも
民法で実体的なルールを定めている上で
それを公示するという役割のものなので
やはり民法が基本なのです。
民法を制するものは
試験を制する
頑張ってください