中学生になっても優しい交流級の子たち | 愛しき自閉っ子との日々

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自閉症スペクトラムの子(現在中学生 知的あり)の母です。
日々の記録、愚痴など書いていきます。

フクは、小学生の時は、通常級の子たちにとっても良くしてもらっていた。

修学旅行の時の写真は、すごく仲良さそうに交流級の子たちとたくさん写真を撮ってきたし、

いつもたくさん話しかけてくれてフクもいつも笑顔で交流に行っている、と先生から聞かされていた。


卒業式の時に、交流級の友達で手紙をくれた子もいて。


『フクくんは、いつも笑顔で見ているこっちも元気をもらっていた』


と嬉しいことを書いてくれていた。


フクはいつも笑顔なわけではない。

交流級の子たちが、歓迎ムードを出してくれて、それがとても嬉しくて、フクは交流級に行く時は笑顔だったんだよ。


小学6年生の班別行動をする遠足か何かの行事のとき。

フクをどの班に入れたい班はいるか、交流級の先生が生徒たちに問いかけた際に、

複数の班が手を挙げてくれたらしい。

嬉しいことに、ジャンケンでフクを入れる班が決まったんだと先生が話してくれた。


本当に小学校では優しい子たちに恵まれて過ごすことができた。


だけど、中学では、通常級の子たちとの交流はない方がいいと思っていた。

中学生になれば、どうせ疎ましく思われるだけだろうと。

フクが悲しい重いをするのではと心配もしていた。


そう思っていたのに、今も変わらず優しく接してくれる子たちがいる。


体育祭の練習の時も、支援級の教室に迎えにきて、丁寧にダンスを教えてくれて。

その子は小学校の時、とても良くしてくれた男の子。


女の子も優しく声をかけてくれる子がいるらしい。

おそらく、その子も小学校の時一緒だった子。


一部の子たちではあるけれど、今も暖かい子たちがいてくれること、本当に有り難い。