学校が楽しい
なんて特別で、恵まれたこと。
クラスの人が大好きで、信用できる友達が何人もいる。
スマホの電源は切ったままだ。
そうしたら、わたしの友達は手紙をポストに入れていてくれた。
メールを見てくれないなら、手紙を書いて家に届けにきてまでわたしに言葉を伝えてくれる。
気にかけてくれる。
本当に嬉しくて、そのこたちに会いたくて。
会いたくて会いたくて。
でも会えないのだ。
太っているから。
担任の先生も突然不登校になった私を気にかけ、よく家まで訪問にきて、どうしたら来れるのか、進路はどうしたら一番いいのか、必死に考えてくれた。
でも本当は分かっていた。
ダイエットをするしか方法はないのだ。
色々なことをみんな言ってくれる。
その気持ちはとても嬉しくてそんな人達がわたしのまわりにいるということに救われたが、その言葉たちは全て、これっぽっちも頭に入っていなかった。
学校に行きたい。
けど行けない。
ある意味幸せな人間だ。
だがそこが辛かった。
うつ状態のため、わたしは顔を洗うこともせず、歯磨きすら、出かける時以外しなかった。
ただ、食べるだけだった。
マーガリンやどろどろのココアなど、食べ物をどんなに隠されたって、わたしはカロリーを摂取した。
鏡をふとみると世界一醜い人間がいた。
殺したかった。
気持ち悪すぎて、そいつが、嫌いすぎて。
わたしは暗い部屋で一人。
裁縫箱からたちきりばさみをとり、手首を何回も切った。
何回も、何回も。
手首を切るのは、痛い。
その痛みがいい。
嫌いな人間を傷つけられているのだから。
真っ赤な血をみるとなぜか少し落ち着く。
そのあと、母が部屋に入ってきて、わたしの手首を見た瞬間、わたしの頬をひっぱたいた。
そして、わーっと泣いた。
わたしも、わーっと泣いた。