受験勉強を一切しなくなったわたし。
過食症になるまでは、わたしは結構頑張っていた。
毎日必ず勉強をしていた。
痩せていて毎日楽しいため辛くなかったし、成績が上がるのが嬉しかった。
希望高校への成績は十分のはずだった。
わたしは公立高校受験日の朝、40度近くの熱をだす。
別室受験となった。
熱のせいではないが、第一希望の公立高校には落ち、私立高校への入学が決まった。
今思えばみんなが一番頑張っていた時期に一切勉強をしていなかったし、そもそも別室でなければみんなと同じ教室で試験を受けるのが苦しくて無理だったかもしれない。
どっちにしろ、病気のせいにしている。
でも別に、どうでもよかった。
高校受験失敗は辛いは辛いが、特に心に響かなかった。
今のもうすぐ終わってしまう中学生活が自分にとってかけ換えのない大切な時間になるはずだったから。
しかしわたしは夢を見るばかりで、朝起きて、準備をし、制服を着て友達と待ち合わせし、登校するという当たり前のことをできることはもう無かった。
放課後に母と二人で学校へ行った。
卒業に向けて、担任の先生と話さなければいけないことが色々とある。
わたしは、担任の先生の力で卒業式には出られるはずだと思っていた。
どうしても友達との約束を守りたい。
いっぱい泣いて、写真を撮って、笑って思い出が沢山詰まった中学から出ていきたい。
しかし、先生からは何の前触れもなく、わたしの言葉を聞くこともなく、告げられた。
「卒業式には出られません」
忘れられない。
とても悲しかったな。
嫌だって思った。