卒業式当日。

いい天気だった。

久しぶりの、あたたかい日差しの中にある、中学と、制服と、同学年のみんな。
忘れられない。



卒業の日だけはわたしは、
こんな見た目でも、最後にクラスの皆に会いたいという気持ちが勝ったのだ。

卒業式には出られなかったが、クラスには行った。

みんな喜んでくれた。
みんなといっぱいハグをした。

そして、写真を撮った。

式を終えたみんなは、普通の中学三年生だった。
わたしはその空気にははいれなかった。
全く泣くことはできなかった。


わたしは卒業式に出ることができなかった生徒のための、小さな教室で行われる式に出たあと、担任の先生に武道場に行ってみなと言われた。

そこには、クラスの女子がみんな待っていてくれた。
わたしが行くと駆け寄ってきてくれた。
凄く嬉しかった。
嬉しくて、沢山笑っていた。
わたしの自慢の、中学校最後の思い出だ。


その日の夜、撮った写真がおくられてくる。
どの写真も、わたしは酷いデブだった。
そしてその日に学校に行ったことを酷く後悔した。
自分を許せなくて、こんな姿をみんなにさらしてしまったことが辛くて、血まみれにした。




今となっては、
この日学校に行ったこと、本当に良かったと思っています。
わたし、後悔は何一つありません。
病気になってもっとやりたかったことは沢山あるけれど、こうすれば良かったと思うことはないのです。
何だかんだいつも頑張っていました。
必死でした。





12月から、わたしは専門学校に通っています。
自分のやりたい職業を選び、自分で選んだ学校に通っています。
わたしも、かなり遠回りをしましたが、なんとか前に進んでます。
遠回りは宝物なんて言うけれど、そんなのはただの綺麗事だと思います。
得たものより失ったものが遥かに多いです。
それでもわたしは今結構楽しいです。
過食しちゃうし、体型気にしすぎて苦しくなるし、人がこわいし。
でも、ちゃんと生きられるのが嬉しい。
やりたいことできるのがとても幸せ。


なんとかなるもの。
腐っても、諦めても、意外と大丈夫。


学校に通うのは大変ですが、更新は続けます。
来年もどうかよい一年になりますように。