誰もがあった、こういう時期【のんびり読書泊 no.6】『吉野北高校図書委員会』 | いとぽんの『メモのすすめ』

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新潟県からこんにちは。
出張本屋をしている、店主いとぽんの徒然日記。本の屋台と古いトランクをもって、次はどの街にいこうかな。

もう少ししたら、年末年始のお休みに入る人もいるのでは?

 

雪がドカンと降った新潟県・長岡市。そんな時は、できることなら動かずに、

家にこもってゆっくりするのが吉。

 

 

 

長めの休みに入る前に、ちょっと時間ができるから、部屋でコーヒーを飲みながら、本でも開いてみようか、なんて気分になります。

図書館で本を借りるもよし、近場の本屋さんで何冊か冬休み用に買うもよし。

 

今回紹介する本は、

今日マチ子/山本渚『吉野北高校図書委員会』(KADOKAWA,2008)

 

とある地方の高校を舞台にした、図書室に足を運ぶ学生たちの青春コミックです。

 

 

 

 

 

 

「高校生っていったら、もう〇〇年前か~…。あれから随分と大人になっちゃったなあ…」

なんて、遠い目で学生時代を思い出す世代の人にもおすすめです。

 

当時の新鮮な気持ちをふつふつと思い出させてくれる1冊になるでしょう。

 

とにかく、表紙からもあふれ出ている、淡い青春の空気感。

今日マチ子さんの絵のタッチが何ともエモーショナルでいいんですよね。

 

刻々と過ぎていく季節の中、登場する男子女子諸君は自分の未来の希望や誰かへの想いを育んでいく。

 

「その頃の自分はどんなことを考えていたかな?」

 

なんてちょっと昔を振り返って、今年はどんな出来事があったか、来年はどんな

ことをしてきたいか、初心に戻って考えてみてはどうでしょう。

 

ちなみに、このコミックは全3巻シリーズ。

 

今日マチ子さんは素敵なマンガがまだまだ他にもあるので、ぜひ読んでみてください。

 

 

 

 

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【のんびり読書泊の宿】

 

新潟県長岡市にある、1日1組限定の一軒家の貸し切り宿『NEMARU~stay&deiscovery~

ブックコーナーの本は、いとぽんがセレクトした新刊・古本が並んでいます。

お泊りの方は本を読んだり、購入することができます。

 

宿のHP:NEMARU~stay&deiscovery~