庭から声が聞こえてくる・・・?【のんびり読書泊no.2】『版画のはらうた』 | いとぽんの『メモのすすめ』

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新潟県からこんにちは。
出張本屋をしている、店主いとぽんの徒然日記。本の屋台と古いトランクをもって、次はどの街にいこうかな。

 

おや?夜の庭から声が聞こえてくるような気がする・・・・?

 

新潟県長岡市の片田舎に住んでいるのですが、夜になると裏山から

「ホーホー、ホーホホー」という謎の生き物の声が聞こえてきます。

 

調べてみると、フクロウの鳴き声らしい。

 

特に空気が澄んでくる秋の夜はよく聞えてきて、耳を澄ませているうちに

ぐっすり眠ってしまっているなんてこともしばしば。

 

 

今日紹介する1冊は、そんな生き物たちの声が聞こえてきそうな詩です。

 

 

 

 

工藤直子『版画のはらうたⅠ』

 

鳥やカマキリ、四季折々の植物や動物が登場してきます。

 

見開きで読める版画詩集で、開くページ開くページがどれも素朴で懐かしい雰囲気。

 

私は大人になってから初めて手に取って読んだのですが、お子さんでも読める詩です。

 

声に出して読んでみるのも良いかも。

 

秋晴れの日に、公園へお散歩してベンチに腰掛けて読むのもおすすめ。

 

工藤直子さんはたくさんの絵本や詩集を出版されているので、

見かけたらぜひ手に取ってみてはどうでしょう。

 

 

 

いとぽん

 

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新潟県長岡市にある、1日1組限定の一軒家の貸し切り宿。

ブックコーナーの本は、いとぽんがセレクトした新刊・古本が並んでいます。

お泊りの方は本を読んだり、購入することができます。

 

NEMARU stay&discovery

宿のHP:NEMARU~stay&deiscovery~