読めない絵本【のんびり読書泊no.3】アリ・ミットグッチ | いとぽんの『メモのすすめ』

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新潟県からこんにちは。
出張本屋をしている、店主いとぽんの徒然日記。本の屋台と古いトランクをもって、次はどの街にいこうかな。

「…ん?なんて書いてあるか読めないぞ…?」

 

と思って、ページを開くのを諦めるのはまだ早い!

 

 

 

 

今日紹介するのは、ドイツの著名な作家、アリ・ミットグッチの絵本。

 

大きな絵本に文字はなく、色彩豊かな絵は細かく書き込まれていて、まるで異国の街を旅しているような気分になります。

 

登場する人を数えると50人以上はいるので、大人が開いてもその日の気分でどの人が気になるか変わってきます。

 

それぞれの人の物語を空想しながら読むのもよいかも。

 

文字で物語が描かれていない分、自分で考える余白があり、子どもたちが読んでも想像力が掻き立てられるので、こういう絵本がとっても好きです。

 

この絵本は他にもシリーズになっていて、海や牧場、遊園地など、色んなテーマがあります。

 

なかなか入手しにくい絵本ですが、コレクションしたくなります。

 

奇跡的にどこかの本屋さんで見かけた方は、「読めないぞ」と諦めないで、手に取ってみてください!

 

 

いとぽん

 

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新潟県長岡市にある、1日1組限定の一軒家の貸し切り宿。

ブックコーナーの本は、いとぽんがセレクトした新刊・古本が並んでいます。

お泊りの方は本を読んだり、購入することができます。

 

NEMARU stay&discovery

宿のHP:NEMARU~stay&deiscovery~