自然な暗さのある暮らし | いとぽんの『メモのすすめ』

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新潟県からこんにちは。
出張本屋をしている、店主いとぽんの徒然日記。本の屋台と古いトランクをもって、次はどの街にいこうかな。

 

暗いって、悪いことじゃないですね。

 

いとぽん宅では、しばらく前から、夜になると間接照明を使うというのがお決まりになっています。

 

 

友人からゆずり受けた、お洒落なスタンドライト。

 

未だかつて、お洒落な照明を暮らしに取り入れたことがないので、しばらくどうやって使ってよいものかと持て余していたのですが・・・

 

身近な人に話したところ、蛍光灯をつけるかわりに、夜は間接照明で過ごしているとな!

 

ほほう!

 

わたくし、田舎っぺなのでそんなライフスタイルと無縁に生きてきましたが、

早速試してみることに。

 

そしたら、とっても快適。

自然な暗さなので、だんだん眠くなってくる。

22時過ぎると、もうおやすみモードになり、布団にはいってすぐに熟睡。

 

そんな風なので、夜更かしもあまりしなくなりました。

 

そして、朝は日の光で目が覚める。目覚まし時計がほとんどいらなくなるという奇跡!

 

まるで、おばあちゃんのような暮らしだけど、朝がいつもより楽に起きれるようになった気がする。

 

すごいぞ、間接照明!

 

 

 

そもそも、夜が今みたいに明るくなったのって、歴史で考えたらつい最近のことなんだよね。

 

約150年くらい前、江戸時代末くらいは、夜はもっと暗かっただろうし、

人間だって動物だから、暗くなったら休むのが生態リズムに合ってるんだろうな、きっと。

 

8月に長野県の小布施に行ったとき、「あかりの博物館」ということろに寄ったのだけど、時代と照明器具による明るさの違いを体験できる部屋があった。

 

蝋燭、行灯、豆電球。

明るさを体感すると、やっぱり現代の夜よりも随分と暗い。

 

頑張って本を読めるかどうか、というような暗さ。

 

不便なところもあるけど、蛍光灯で昼と見間違うくらい明るいよりは、ずっと自然な暮らしだな~と思った。

 

そんなことをとりとめもなく考えつつ、いとぽんの間接照明ライフは続くのでした。

 

 

 

 

 

 

 

いとぽん