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星空撮影日記

5月5日の撮影結果の1枚目はひまわり銀河。29日のリベンジだが、もう少し露出が必要なようだ。

特に、RGBのフレームで悩んでいる。


全景 (1000ミリではやはり足りないかもしれない)
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全体にノイジーである。L画像はそうでもないがRGB画像の写りが良くなくて、その影響が

すごく出ている。おまけにRGBのフレームはガイドエラーまで発生していた。


あまりやりたくないが、ひまわりに見えないのでステライメージでDDPと画像復元

をかけてみた。やりすぎた感はあるが、ひまわりっぽくなった気がする。

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後、M66も撮影したが状況は変わらずざらついた感じだ。
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こちらも、色々いじってたら変な感じになってしまった。バックグラウンド・スムースが大失敗。

撮影した時にはほとんど沈みかけていたので、バックグラウンドが変にかぶってしまった。

補正しようとしたが、かえってムラムラになった。おまけに変な黒点まで...
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まず最初に、645レデューサがTOAの収差を取りきれていないとした、先日の記録は多分誤りだ。

(テストはしていないが、まず解決されると考えている。タカハシの人疑ってすみません。)


5月5日はGW中、おそらく最初で最後になるだろう晴天に恵まれた。黄砂の影響もかなり少ない。

6日は仕事だったが、この晴れ間を逃すわけにはいかない。29日のリベンジに出かけた。


天文薄明の頃に撮影場所に到着したが、駐車場に入れずいつもと違う場所に設置。


大分段取りがわかってきたものの、40分程度かかって設置。この間、鏡筒は車から出していたが

袋には入ったまま。67フラットナーは撮影直前まで車の中で温まっていた。


以下時系列に


組み立て完了     20:40
1枚目 10分撮影   20:50-21:00
2枚目 15分撮影   21:02-21:17
3枚目 20分撮影   21:25-21:45


 我慢しかねて、周到にピント合わせ実施(したつもり)


4枚目 15分撮影   22:00-22:15


 完全なピンボケ。パニック状態でピント合わせなおし


5枚目 10分撮影   22:26-22:36
6枚目 15分撮影   22:37-22:52


図で何が起こっていたのかをまとめると

 1枚目を撮影したがやっぱり写りが悪い。28日のような雲の影響はなく、露出が足りない

 と判断し10分から15分に伸ばして2枚目を撮影。


 しかし、とんでもなく星像が肥大し、ひまわり銀河の模様も冴えない。1枚目はそんなに

 ピントが悪くなさそうだったので、まだ露出が足りないってか!と3枚目を20分かけて撮影。


 3枚目も更に星像が肥大しただけだったので、露出の問題ではないと思い、今一度ピント

 あわせをやり直す。


 ここまでの画像を以下に記録しておく。星像が肥大し3枚目で我慢の限界を超えた格好。


 1枚目 
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2枚目
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3枚目
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かなり時間をかけて慎重にピントを合わせたが、4枚目は、ピント云々の次元ではなく、

回折リングまで見えている始末。何をどうしたものやら訳がわからなくなった。


4枚目
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流石に撤収しようかとも思ったが、もう一度慎重にピントを合わせなおして撮影し直した所

突然、綺麗に撮影できた。


1~4枚目までのM63
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5枚目のM63
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この5日の経験で、29日のひどい状況の背景が少し分かった気がしている。TOAのような3枚玉

の鏡筒は温度順応に時間がかかると読んだ事がある。今回落ち着くまでに1時間40分程度かか

ったのだろう。


更に、645レデューサーではこれほど激しいピント位置の移動を1度も経験していない。つまり

29日はじめて67フラットナーを持ち出し、使いこなせていなかったので、あれ程のピンボケを

量産してしまったと考える。


言い換えれば、鏡筒本体だけでなく補正レンズが外気に順応する事も大変重要なようである。


そういえば、645レデューサーや67フラットナーも、大層な口径があり、67フラットナーで2枚玉

645レデューサーに至っては4枚玉である。もしかすると主鏡よりこちらの温度順応の方に時間

が、かかってるんではないだろうか?


2枚玉の67フラットナーでも、これほどの影響があるので。645レデューサーの周辺像の歪みは、

順応が十分でなかった公算が大きくなってきた。むしろ順応前でも周辺像だけの影響で中心像

はそれなりにシャープだったと思うので、645レデューサーこそ、真の優れものなのかもしれない。


GW天気予報は外れて、結構な晴天が続いているものの黄砂で台無し。


4月29日のピンボケがどのくらい酷かったか、今後の戒めのために記録しておく。


まず、我慢しかねてピントを合わせなおした画像。この1枚を撮った直後から雲が出て朝まで

晴れ間はなかった。薄明まで、まだ2時間はあったので残念。トリミングしてピクセル等倍くらいに

しているが、いくつか銀河が写っている。
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こちらが、29日に撮って来た写真のピント。これだけずれていると、ひまわり銀河の模様もさえなくて

当然。銀河が全部ぼやけた星になってしまった。
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GWも大詰め5月7日(土)に阪急西宮北口駅近くの西宮ガーデンズで春の星空案内が開催されます。

(下記URLに案内があります。) 19:00~20:45まで(雨天は中止です)


http://nishinomiya-gardens.com/event/1/2011/5/7


かれこれ2年、結構な出席率で参加させて頂いていますが、今回も仕事にぶつかることなく、無事

出席できそうです。今回は望遠鏡7台、ボランティア・スタッフ16名が予定されているようです。

復帰させたスーパーナビゲータでミザールやアルギエバも探してみようと考えています。


会場であるスカイテラスの催し物を見ていると、結構有名な人が来られているので、良くもこんな所

で星空案内を認めてもらえたものだと。素直に、世話人の方の熱意に脱帽いたします。

ちなみに4日は後藤真希さんが来られるようです。


阪急百貨店の屋上でもあるため、来られる方の多くは買い物がてらとお見受けしていますが、

それだけ、幅広い世代の方に都会の星を見てもらえる絶好のロケーションといえます。


星雲や星団は流石に難しく、月・惑星(今回は土星)・2重星が対象になります。それでも、ホームセンター

においてある”おもちゃみたいな望遠鏡”に失望された子供達に、新鮮な感動を与える事はできます。


数百人規模の参加者のあるイベントですが、毎回3、4名が接眼レンズにかぶりつきで見てくれます。

将来の科学者になってくれるかな?


整理券も予約も必要無いイベントですので(当然ですが、無料です)お買い物等のご予定があればどうぞ

お越しください。


そういえば、観望会をやっていると1回は「いくらですか?」って聞かれるんですよね。


反省会、第一番目はNGC4567と4568。銀河合体物のシリーズ。

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ピントがとんでもなく狂っているのと、雲の影響か、えらく写りが悪い。正直がっかりした。

今回は1000mmで撮影していて、fが暗くなった分、露出も10分=>15分にしたが、露出

を伸ばし、焦点距離が伸びたからといって何もよい事は見出せない。

悪い点ばかり気になる。


ガイドそのものは悪くないようで、前みたいに原因不明のエラーがなくなっているのは

ありがたい。


続いて、ひまわり銀河。

こちらも写りは酷いもの。見るからに。「ピントが~」という感じである。ピントがきちんとして

いれば綺麗な模様が写せそうなので、次回リベンジしたい。
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最後はN2841。フォトコンなどでなかなか難物とは見ていたが、これまで想像以上に良く

撮れてきたのでチャレンジしてみたもの。結果は惨敗。
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ちなみに、トリミングして拡大してみると、濃淡は出ているのでもう少し焦点距離と口径

があれば見栄えがするかもしれない。
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