23日の夜は、本当に素晴らしい快晴でした。
朝4時過ぎまで観望地に居ましたが、その間雲は1度通り過ぎたくらいでしょうか?
やや霞はありましたが、最近としてはベスト!と言っていいくらいの空で、すっきり
しました。
ところが、出かける前から心配していた通り、システム構成を変えた事で色々問題
が噴出。一晩かけて”坊主”と散々な結果に。
本来は疲れきってしまうところですが、なんとなく進捗もあったのでモチベーションは
不思議と落ちていません。何より、久しぶりの素晴らしい星空がやる気をUpさせてくれ
ました。
・ ガイドが大暴れ
もうありえないくらいガイドが暴れてしまい、理由が分からない。機械強度云々では
なく、ガイドグラフが暴れまくってしまいました。X軸はピタッと安定しているのにY-Errが
1ピクセルでピタッと安定。『おい、わざと1ピクセル外してるのか?』と赤道儀に聞きたく
なるくらい、きっちり1ピクセルエラーです。
・ 星像が盛大にゆがむ
十二分な温度順応を終えた後に、盛大に星像が歪む。歪み方からみて光軸に対して
カメラが傾いた?
とはいえ、そのフレーム以降でまた綺麗に撮れるなど、どっかに強度不足がありそう。
さて、今回のシステム変更はこちら。
夏のボーナスはこの黒いリング(β-SGR)に化けました。
これまで、TOAのピントで散々悩んできましたので、この機器の導入はほとんど必然
でした。(それでも高い買い物ではありましたが。)
色々S氏に親切に対応いただくうち、秋になってようやく手にする事ができました。
ご覧の通り巨大な黒いドーナツです(携帯でとったらピンボケでした)
それでも、EM-400とTOAに囲まれると意外とバランスしている感じに見えるので
使い勝手はもう少し慣れてからまとめるとして、現在の課題は
β-SGRでフォーカスした後、マキシムがカメラを認識しなくなる。
こちらは、回復方法がまだわかっていなくて、試行錯誤しているうちに認識する感じです。
一晩格闘した感触ではPCの電源OFF(再起動ではなく)が必要。
β-SGRが悪いかというと、そうとも言えない気がしています。
というのもフォーカスする際にβ-SGR制御ソフトから直接マキシムを呼び出す事
ができ、カメラの接続や撮影の指示もβ-SGR側から行えます。(とても便利)
そして、ピント合わせが終わってβ-SGR制御ソフトを終了するとマキシムも終了する。
つまりβ-SGR制御ソフトからみてマキシムの操作は自ソフトの指示で行われている
という前提がありそうです。
何がいけなさそうかというと
フォーカシング作業中に対象となる星が動いてしまうと違う星を使ってピント評価して
しまい、ピントが無茶苦茶になるという問題が発生しました。
(これは本日のガイドが暴れている事と無関係とはいえないですね)
そこで、ピントあわせの最中もガイドをしなければなくなり、直接マキシムを操作して
ガイドの指示を出しています。つまり、β-SGR制御ソフトの知らないところでマキシム
を操作している訳です。
この状態でβ-SGR制御ソフトを終了すると、マキシムは終了しませんが、ガイドが
異常停止します。 => ”No Camera”のエラー
こうなると、もうUSBケーブル抜き差ししようが、カメラの電源をOn/Offしようが、マキシム
にカメラを認識させる事ができなくなります。もちろんマキシムを再起動しても駄目。
カメラは撮影用とガイド用2台あり、メーカー(ドライバ)も違いますので、個別のカメラの
問題とは思えません。
どうもβ-SGR制御ソフトからは、カメラとの接続を切る命令が出るが、ガイド中のマキシム
は、つながっているつもりで、どこかで整合性が合わなくなっている感じです。
いずれにしても、この課題は使い方の習熟でなんとかなると思っています。
問題は、ガイドエラーとカメラの傾き?ですね。。。。
こちらは色々やってきた後なので、気が重いです。
後は夜露対策。
これまで、あまり夜露で悩んだ事はなかったんですが、TOAは盛大にレンズがびしゃびしゃに
なります。ヒーターを準備しないと駄目ですね。
最後に本日の惨敗記録。(う~ん、どこから改善できるんだろう。)
その1) まゆ星雲(R画像 10分)
R画像撮影して、フィルター換えて、ピント確認したらカメラを認識しない沼に落ちました。
試行錯誤しているうちに、赤道儀のFlipしないといけなくなり東西入れ替えたら盛大に
ずれたので、疲れ果ててしまい次の対象へ。(ヘタレですね)
赤道儀の宿命(東西入替)でこんなにずれました。しかも、ガイド暴れが発生してきました。
これだけ見るとバランスの問題かも知れません。東西どちらかにバランスをワザと崩すと
よいのかも?
しかもこのフレームでは左下が盛大にピントずれしています。カメラが傾いたみたいです。
このガイドミスみたいに星像が歪むピンボケにも慣れてきました。B画像のざらつきに悩んで
いたので、5分3枚コンポジットと、15分1枚と比較してみようと考えていたのですが、とても
そんな余裕は(気持ちの)ありませんでした。
この12分露出(ML8300は少し青の感度が低いようなので、他の色より2割増しでしばらくやって
見るつもりです)を見る限り、S/N比としては問題なさそうです。後、2×ビニングは止めました。
全然感度が上がっているようには思えないので。結果はかえってスッキリした画像になって
その2)アンドロメダ(B画像 12分)
まゆ星雲で四苦八苦しているうちに予定していたM31が、よい具合に上がって来たので
そのまま、M31に移動して撮影。
しかし、ありえないくらいガイドが暴れるので1枚で断念しました。
困ったことに、カメラ周りは何も触らずにただ望遠鏡の方向を変えただけなのに、さっきの
ひどい片ボケが改善されています。これは多分に機械的強度の問題かな。。。リング類の
締め付けには気を使って組み立てたつもりなので、やっかいな事になるかも。
許容範囲外に、星が流れてます...
その3)スバル(B画像 12分)
M31はほとんど、天頂にあり、ガイドエラがY軸だけに発生していたので、天頂を追いかけるのが
つらいからかと考えて方向を変えてみました。しかし改善されず。
とにかく坊主はいやなので、他のフレームも撮ることに。
R画像 10分ですが、この写り。
もしやと確認すると、レンズが曇りを超えてびしょびしょでした。
いや~、長い日記でしたね。。
久しぶりの快晴に、ちょっとアドレナリン出たかもしれません。
でも、今回の結果は難題山積みで振り出しに戻る。って感じです。




























