Ninja400の大掃除も大体完了です。
今回は禁断?の光軸の確認です。
実は、斜鏡も主鏡も取り外さずにそのまま風呂場に入れて丸洗いしましたので、
光軸の調整をやり直す必要は無いはずと信じていました。
この点、FRPボディーは気楽です。(錆びないし!)
そもそも、Ninjaの光軸を確認する事さえ、本当に久しぶり。購入直後は嬉しがって
毎回確認してましたが、直ぐに飽きました(笑い)
後、光軸を確認していると、必ず寄ってくる人がいる事も原因のひとつです。
なんというか、人の望遠鏡を見ると何かしら批評しないと収まらない人が
いるんですよ(ハァ)
ドブソニアンを使っていて、言われるTop1が光軸で、次に鏡筒内のつや消しですかね?
人の望遠鏡まで、こういう所が気になる人たちは、妥協を許さないというか、「そこまで?」
という事まで拘られるので、困ってしまいます。
写真を撮るなら、その言い分もすごく分かるんです。何せ、相手は数ミクロンの画素。
周辺の星像まで気持ちよく丸くする為に、きっちり光軸追い込むでしょう。
10分以上シャッターを開けっ放しにする以上、迷光は限界まで無くしたいでしょう。
では、ドブソニアンにその公式を当てはめるのか?という事なんですが。
こういう方々は、大抵立派な撮影用機材を観望会に持ち込まれていて、その時点で
自分とTPOが違うな?と分かります。(笑い)
と前振りが長くなりましたが、自分はNinja400の光軸にそんなに完璧を求めていないと言う
事が言いたかった訳です。(光軸を取り上げる事に神経質になっているのは、実は自分
だったりして。。。。)
室内で組み立てると流石にでかいです。(邪魔、邪魔)
レーザーコリメーターを接続した接眼部です。
さて、結果は???
お~、完璧!(なんでじゃい!)
ほぼ期待通りに光軸が再現できました。もっと追い込めるでしょ!と言われる
方もいらっしゃると思いますが、焦点距離1800mmでしかも簡易的な鏡筒にも
関わらず、確実にこの水準に光軸が再現できる。(しかも25万キロ車に積みっぱ
なしという過酷な環境に晒されて。)
文句在りません。
なぜなら
はい、鏡筒を天頂から水平に向けるだけでこの通り。
自分は40cmもの口径をもつ、撮影用の強固な鏡筒の光軸の変化を天頂から水平まで
移動させて確認した事が在りません。ですが、これ位の大きさになると、主鏡の自重や
鏡筒そのものの撓み等無視できない要素が沢山絡んでくると思っています。(特に主鏡
の自重の問題は大きいと思います。セル内でガチガチにすると今度は圧迫の問題が出
てきそう)
そういう所を笑い飛ばして、口径大きけりゃいいのよ!というのがドブソニアンだと思って
います。
なので、細かいことは気にせずに「ささっと設置して、お~気持ち良い!じゃ撤収。」みたいな
使い方をする限り、Ninja(忍者)の名の通り、40cmが1分で設置可能の触れ込みに恥じない
フットワークを実現してくれていると思います。
あ~ちなみに、Ninjaの名誉の為に少しだけ補足しておきますと、自分の使っている奴は
多分一番初期型です。今ではファインダーや接眼部が別物になっています。(鏡も)
初期型Ninjaは、製造元からもアナウンスされている通り、接眼部に弱点があって
クレイフォード型で非常に繊細な使い勝手を提供してくれる半面、強度(精度)に少し
難点があります。
この写真で接眼部のピント調整ノブが傾いているのがお分かりになると思います。
接眼部は回転可能で、どの位置にも回せるのですが、この位置から回転させると
光軸が狂います。(つまり斜鏡に対して平行に回転しない)
なので、購入時からこの角度で固定で使っています。
先ほどの垂直と水平での光軸の変化も、レーザー・コリメータを手で動かして、斜鏡の
センターを照射するようにすると、大体同じ位置に返るようになります。
主鏡のセンターマークとレーザーの写真撮ってみましたが、全然わかりませんね。
なので、自分はやるつもり在りませんが、接眼部分を最新型に変更すると姿勢の変化による
光軸の狂いが、もっと少なくできるかも?
写真は販売元の広告から拝借しました。このDXマイクロフォーカス接眼部は、ボルトオンで
交換可能とのことです。つまり旧モデルの接眼部とネジの位置が同じ。またロープロファイル
になっていて、光軸の繰り出し量が稼げる仕様です。双眼装置をリレーレンズなしで使える
なら、ちょっと物欲そそられます。