シーイング? | ITOMのブログ

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星空撮影日記

よく天体観測で出てくる言葉に、シーイングというのがあります。
漠然とその日の空のコンディションを意味すると思っていましたが、
実は、自分で台無しにしてしまう典型的なケースがあります。

下の2枚は同じ日に撮影した写真の、同じ場所をピクセル200%に
して切り出したものです。ちょっと明るさ調整失敗しましたが星像の
大きさだけ見てください(汗!)

良好な画像
良
悪化した画像
悪

お分かりいただけますでしょうか?悪化した画像では星像がかなり肥大して
しまってます。

あまり大した差ではないように思えますが、撮影したコマ全体に眠たい調子
になり、実は一見して差が分かります。

では、この2枚の差はどうしてできたんでしょう???

やらかした張本人ですんで、原因がよ~く分かります。
実は、暖をとるために車のエンジンをかけてしまったんです。

以前であれば、ピントの問題と片付けていたと思いますが、今はβーSGRという
科学?の目があります。実はどちらの写真もピントは合っているんです。

つまり、その時点で機材が発揮できる一番先鋭な星像といって(多分)良いと思います。

2時間以上温度順応させて、やっと落ち着いた星像を、ちょっとの油断で瞬時に台無し
にしてしましました。

星の撮影って奥深くて、難しいですね。