いとです。
私の両親は、すでに亡くなっています。
父はね、急死でした。
母は逆に、ゆっくりゆっくり、静かに天国へ召されていきました。
詳しくはこちらをご覧ください。
急死した父のこと。
静かになくなった母のこと。
二人に共通していたのは、
延命治療について、どうして欲しいのか、
お葬式をどうしたいのか、
残った家はどうして欲しいのか、
等々の、最後の願い的なことを全く聞いておくことができなかったのです。
父はもちろん、
母も、認知症が進んでいて、本人の意向を聞くことはできませんでした。
だから、やっぱりこういうものを残しておいてほしかった。
これは、私が住んでいる自治体が無料配布している
エンディングノートです。
以前、父がまだ元気だった時に、市販のエンディングノートを渡したことがあります。
その時は
「へえ、こういうのがあるんだね。
そのうち書いておくよ。」
と言ってくれましたが、
そのうち、は来ることはありませんでした。
父が亡くなってからの諸々の手続きは兄がすべてやってくれましたが、
地方に二束三文の山があったり、お墓が残っていたり、
年賀状をいただいていた方へお知らせしたり…
車を処分しようとしたらリースだったことが発覚して、余計なお金がかかったり…
そりゃあもう、大変だったようです。
そうなんです!
こういう話は、元気なうちにしか話ができなくて、
元気なうちに書いてもらわないといけないんです。
だって、例えば入院した親にこれを出したら
「もう私は死ぬのか…」
「私に死んでほしいのか???」
なんて、誤解されかねないですからね。
ある方は、
「ハタチすぎたらみんなエンディングノートを書こう!」
とおっしゃってました。
ちなみに、私がゲットしたこのノートは
亡くなった後のことだけでなく、
自分史的なこと〖過去〗や、今やりたいこと〖今〗を書く欄もあります。
高齢の親へ渡すだけでなく、自分用にもぜひ1冊ご用意ください。
そして、用意するだけでなく、中身も記入しておきましょう♪
自分のことを客観的に見るきっかけにもなって、
「これからの限りある人生をどう生きるか」を考えることにもつながっていくと思います。
強く強くお勧めします!
最後までお読みいただき、ありがとうございました。