現在、牡羊初期度数で逆行中のトランジット土星と海王星。
夫のネイタルの牡羊月にコンジャンクションしています。
アセンダント同様、「月」に対する影響力の強い天体のアスペクト、特にコンジャンクションやハードアスペクトの場合は体調への影響として表れることもあります。
アセンダントと何が違うのということを明確に区別することは難しいのですが、月の場合はストレスや過労働などリラックスできない状態が続く状況や、生活習慣が原因となっているケースが当てはまるように思います。
そしてどんな状況がストレスになるのかは、サインやネイタルチャートの月のアスペクトによるかと。
一方アセンダントの場合は、元々の体質が前に出るような印象です。
ウィルスに対する抵抗力や遺伝的な要素などが影響するように思います。
ただ体質的に弱い部分が、ストレスや生活習慣によってさらに悪化したりする場合もあるので、完全に切り分けて考えるのは難しいかもしれません。
なんにしても、占星術で決めつけてしまうことは危険なので、医療の力を頼ることが大切。
夫の健康面については、少し前にも書いています。
健康診断の結果と、夫のネイタル月に対するトランジットの土星と海王星のコンジャンクションの配置から、今後を危惧するような内容になっているのですが、ここにきて「これかも」と思うようなことが最近になって起こりました。
夫、ここ最近「五十肩」に悩まされています。
五十肩。
私も経験済で、ここ半年くらいでようやく普通に動かせるようになってきたところです。
私よりひとつ年下(学年でいえばふたつ下)の夫なので、やっぱり歳を重ねると出やすいトラブルなんだなと実感。
私が痛みで日常生活にも影響が出ていた頃、それを冷ややかな目線でみていた夫でしたので、今回痛がる夫に対して、「ようやくそのつらさがわかったか」などと思っていました。
ネイタル月に対するトランジット土星と海王星。
「土星」は骨など身体の枠組みに対する部分を担いますし、「海王星」ははっきりしないもの、よくわからないものを表したりしますが、肩という関節に対するトラブルであり、原因はよくわからず、こうすれば治るという治療方もはっきりしないという面を考えても、それっぽい体調のトラブルだなと思っていました。
「痛みが和らいできたら、少しずつでも動かした方がいいよ」なんて、上から目線でアドバイスしてみたり。
そんな状況だったんですが。
先日の夜、安静にしていても我慢できず、夜間診療の病院に行こうか迷うレベルの痛みがありました。
明らかにいつもと違う様子。
とはいっても、その人が感じる痛みやそれに対する耐性って、他の人と比較することが難しい分、判断が難しく。
冷や汗をかいていたり、話すことも難しいといった状況ならすぐに救急車を考えるのですが、痛い痛いと言いながら普通に歩いているし話もできている。
また血管や内科的な疾患の可能性も考え、体温や血圧を測定したもののそれらは正常値だったこともあり、とりあえず深夜だったので翌日病院を受診することになりました。
診断結果は「テニス肘」
夫が病院でもらったパンフレットによると、スポーツ選手など、手首や腕を酷使する職業の方に多い疾患のようですが、家事をする主婦や仕事で重いものを持つような人にも多く見られ、30代から50代くらいが起こりやすい年齢とのこと。
年齢の部分以外は夫には当てはまらず。
ですが、夫によれば。
テレビや動画を見る時はいつも、今回テニス肘になった方の腕で頭を支える体勢をとるのが癖なので、それが原因なんじゃないかと。(ルームウェアの肘の部分だけ布地が破れたりするレベル)
なんにしても、ネイタル月に対するトランジット土星と海王星っぽいトラブルだなと思ったんです。
夫の場合は生活習慣や健康を表す6ハウスカスプが蟹であり、そのルーラーの月に対するアスペクトだということも大きな意味をもちます。
夫の「癖」や「生活習慣」が健康上の問題として表れている。
さて、ここで夫が今後どう変わっていくのか。
はたまた変わらないのか。
夫のICは牡牛の終わりの方の度数で、少し前にトランジット天王星が通過したところです。
ですが双子に入ったt天王星はこの先逆行で牡牛に戻ることを考えても、夫のICに1年ほど影響を与え続けます。
t土星とt海王星も同様で、夫のネイタル月に長期的な影響を与えます。
体を動かすことを生活に取り入れるなど、時間をかけて習慣を見直したり、腕や膝に負担のかからない姿勢や動作を意識していくことになるんじゃないのかなと想像します。
「もっと体を動かした方がいいよ」
わたしから夫に伝えることは、以前よりあったけれど。
私自身もそうですが、人に言われたからって自分でその必要を感じなければ、人は変化しようとはしないように思います。
「星が気づかせてくれる」なんていったりもするけれど、こうやってトラブルとして表れるというのは、修正をかけた方がいいタイミングなんでしょうね。
困ったことになって、人はようやく変わろうとするということなのかもしれません。