娘の水星に対してのトランジットの土星と海王星の影響を考えた前回の記事。
同じような配置を自分も経験したことがあったのか確認してみたところ、アスペクトの違いはあれど、ネイタル海王星にトランジット海王星コンジャンクション、トランジット土星スクエアという配置が同時にみられた時期がありました。
金星の年齢域の終わり頃です。
私の場合、まず先にn水星にt海王星がコンジャンクション。
動きの遅い海王星なので逆行時期も含めると、影響の強弱はあれど2年ほど上記の配置は続きます。
1度目のn水星へのt海王星のコンジャンクション。
この時は短大を卒業する時期にもかかわらず、就職氷河期で最初から就職活動をすることをあきらめていた私は、卒業したらどうするかがまっさらな状態でした。
とはいっても悲壮感は特になく、同じように就職活動をしていなかった仲の良い友人と一緒に、アルバイト情報誌を見ながら、どこで働こうかおしゃべりしながら決めるという、まさに気分は学生の延長のようなかんじでした。
フリーターという言葉がそこまで悪い意味にとられていなかった、この時代特有の空気感も後押ししていたように思います。
ちなみにプログレスの月はちょうど10ハウスに入ったところで、この先「仕事」や「社会人という立場」について、考えざるを得ない状況になっていくのですが、この時はそんなことはつゆ知らず。
私の水星は6ハウス。
そしてディセンダントにコンジャンクションでもありますが、n水星がt海王星の影響を受けている間、私はいろんな仕事を転々とすることになります。
最初から期間限定と決まっていたものもあれば、もともと長期で考えていたものの結果的には辞める形になったものもありました。
6ハウスのn水星に対するt海王星っぽさがありますし、仕事が変わるごとに環境やかかわる人がだんだん変わっていったのもそれっぽいです。
この当時のフラフラ感。
今の自分とは明らかに違っていたように感じます。
今は良くも悪くも「自分のこだわり」が強く、その分「自分がどうしたいか」はあまりぶれないのですが、この時はどこか考えることを放棄していたというか、楽な方、楽しい方にどんどん流されていっていたように思いますし、今思えば、明らかに「合わない人」ともつながっていた気がします。
本来そこまで好きじゃないことに関しても、断ることで角が立つならまぁいいかと、そのお誘いにのって、あとからどっと疲れたり、自分の生活ペースを乱してくる相手を切ることができずズルズルと関係が続いたり。
私の水星は3ハウスカスプ乙女のルーラーでもありますので、「自分の思考」に海王星が影響を与えていたとみれば、人の考えに影響されやすくなっていたともいえます。
ただこれは悪いことばかりではなくて、もともと3ハウスには冥王星があり、自分の興味のあること以外は蚊帳の外的なところがあるのですが、この時期いろんな仕事をしたり、いろんな人とかかわった経験は、「自分が狭い世界にいたこと」「世の中にはいろんな人がいること」などを知ることになりましたし、それは今占星術の鑑定を通しても同じように感じることだったりします。
土星的な型にはまった世界で生きるにしても、海王星的な世界があることを知っているのとそうでないのではまた違ってくると思いますし、当時はうまくいかないと思っていたことでも、今思えば自分にとって必要なことだったんじゃないかと感じます。
n水星に対するt海王星の影響が一旦抜けた頃、今度はトランジット土星がn水星にスクエアとなりました。
この時は、その時働いてた職場でアルバイトながらも責任のある仕事を任せられるようになった頃にあたります。
ただ、その後一旦t土星のスクエアが解消され、逆行のt海王星がディセンダントにコンジャンクションしたあたりで、いろいろありこの職場を離れることになりました。
そしてその直後、今度は社員としてとある仕事を始めるのですが、とにかく仕事や職場に対して初日から違和感しかなく、一週間後には退職の意向を伝え、次の人が決まるまでの約1ヶ月間のみの仕事となりました。
このあたりの経緯はどこかに書いた気も。
忘れなかったら探してリンク貼っておきます。
上記の仕事を辞めたあと、「次の仕事」に行くのに、すごくいろんなことを考えました。
それまでは、お金を稼ぐことが一番の目的で、「できそうな仕事」「苦痛ではない仕事」といった選び方をしていたのですが、「自分に合っている仕事」「どこかに楽しみを見出せる仕事」などなど、ここではじめて仕事内容について自分のやりたいことに少しでも近いような仕事がいいなぁと思い始めました。
そして、その仕事をたまたま見つけたのがn水星にt海王星がコンジャンクション、n水星にt土星がスクエアのタイミング。
ちなみにプログレスの月は10ハウスの終わりの方、2ヶ月後には11ハウスに入っていくところでした。
上記の仕事、趣味の一つでもある「カメラ」や「写真」のお店なんですが、イメージを扱うという点では海王星っぽいですし、牡羊MCルーラーの火星と海王星のオポジション持ちの自分としては、ホロスコープそのままともいえるかなと思います。
この仕事、やはり自分には合っていたようで、約8年間続きました。
仕事だけでなく、仕事仲間との関係も良好でプライベートでも遊んだり、いまだに付き合いの続いている友人もここで出会いました。
「土星」と「海王星」
場合によっては、理想が崩れていったり物事が定まらないなんて風にも出そうですが、いろいろな可能性の中から具体的に何かを選び取っていくことや、自分の生き方に責任をもつタイミングには適した組み合わせのようにも思います。