祖父との縁について思ったことなど。
いわゆるスピリチュアル的な要素の強い内容かもしれません。
すでに亡くなっている祖父とのシナストリーを少し前に見た時。
私の月と金星のオポジションに対してノード軸がでコンジャンクションしていたり、祖父の太陽に対して私のドラゴンヘッドがコンジャンクションしていたりと、縁の深さを感じる配置に、ホロスコープを見た瞬間にぶわっと感情が動くのを感じました。
先日お世話になっている占星術の先生の鑑定を受けた際、このことにもふれてみました。
先生かおっしゃるには。
私が生まれる時、祖父が神仏にお祈りしたような印象をシナストリーから受けたとか。
どこをどう見てそう感じたのかまでは聞いていないのですが、自分で思うのは、
・私の月金星のオポジションに対する祖父のノード軸のコンジャンクション
・祖父の太陽に対する私のドラゴンヘッドのコンジャンクション
に加え、
・私の12ハウスに祖父の冥王星が入る
・私の火星海王星オポジションの海王星側に祖父の火星がコンジャンクション
という部分がそんな雰囲気を漂わせているように思います。
先生からのこの話を聞いて、思い出したことがありました。
私が幼いころ、熱を出したりと体調を崩した時、母がよくこんなことを言っていたんです。
「おじいちゃんがお祈りしててくれてるからね。」
自営業でお店をやっていた祖父。
家には神様を祭る場所があり、青々とした榊が飾られていたのを思い出します。
単純にお店を営んでいるからともいえますが、もしかしたら信心深い一面があったのかもしれません。
今度母に聞いてみよう。
また以前にも書きましたが、私の両親は代々地元の人間でして、私もおそらくこの地で一生を過ごすことになる可能性が高いのですが、この地はアストロマップで見たときに、私にとって「IC-冥王星」ラインの地でもあるのです。
今、私の手元には巡りに巡って母方の家系図があります。
そこで祖父を含むご先祖様の出生年月日を知ることができるのですが、ホロスコープ上に表れている家系の特徴的なものもそこからは読み取れます。
こうやって占星術を行う自分のもとにこの家系図が巡ってきたことに、なんだか見えない力が働いているようにも感じますし、家系のいわゆるカルマ的なものを理解していくことが私の存在する意味のひとつにあるのかななんて思ったり。
でもそう考えると、4ハウスにあるドラゴンヘッドも、すんなりと入ってくるんです。
また、祖父の火星が絡んでいる、私の火星海王星のオポジション。
この組み合わせの解釈がひとつではないことは承知の上であえてあげるとすれば、「引き寄せの力」でもありますし、実際占星術の鑑定を受けた際など、「強く願うことで叶う人」的に言われることも多いです。
私の手相には、ご先祖様に守られていたり、神仏のご加護を受けやすいといわれているような線が2種類あります。
手相には明るくないので、それがめずらしいことなのか、はたまたよくあることなのかはわからないのですが、占星術でいえば火星海王星の組み合わせっぽさも感じます。
祖父が、そしてご先祖様が守ってくれているのかも。
そんな風に思えてきますし、私が占星術に没頭すること自体、冥王星的な見えない力に突き動かされているような気がしてきます。
こういうの。
自分だけの思い込みといえばそうなのかもしれません。
ただ今回のこと以外にも、自分の中で勝手に「そうに決まってる」と思い込んでいることがいくつかありまして。
それらは人に説明できる根拠はないものなんですが、占星術的にはハーモニクス7が強かったりすると、思い込みの強さが現実に投影されやすくなると聞きました。
理想を現実にする力なんて風にも考えます。
自分のHM7が強いかどうかはわかりませんが、7の倍数の調波図を見ていくと特徴的な配置が多いです。
私はHM7で太陽土星のタイトなコンジャンクション(発芽)があるのですが、祖父のHM7を見たところ、同じように太陽土星のタイトな発芽がありました。
これをどう捉えるのか。
自分の生きかた(太陽)に対しての責任(土星)を求めずにはいられないようなところがあるのかも知れませんし、土星を個をおさえた役割的なものと考えた時、自由に生きるというよりは何らかの枠組みの中で生きることを自ら選んでいくような配置にも思えてきます。
先祖代々みていくと、明らかに女系の家で男の子が生まれなかったり、生まれても幼い頃に亡くなっているようなケースが多くみられました。
祖父も婿養子なんです。
いわば「家」を守るために迎えられた存在です。
祖父によって続いてきた「家」ですが、すでに本家筋は途絶える形になるのは確定しています。
そういうタイミングに自分が居合わせること。
そして占星術を通してこんな風に自分のルーツとなるものにかかわっていくこと。
そこに自分の「役割」みたいなものがあるのかも知れません。