前回の記事の続きです。
以前も取り上げていますが、私はsa太陽が魚から牡羊0度になったのは、娘の出産後の時期と重なります。
産院を退院後はしばらくは実家でお世話になり、自宅に戻ってきた頃にちょうど牡羊に切り替わりました。
この時はセカンダリープログレッションの火星もちょうど双子から蟹にうつったタイミング。
柔軟宮から活動宮の変化が一気に起きたわけで、それまでとは雰囲気が変わる時だったのはばっちり表れています。
さらにいえば牡羊0度ちょっとのところに、太陽/天王星の軸もあり、
太陽/天王星=sa太陽
も同時に形成されていました。
もともと活動宮の0度は始まりのエネルギーが強い場所でもありますので、私にとって「始まり」や「変化」の時であったのがいろんなところを切り取っても見えてきます。プログレスの太陽火星はスクエアなので、娘の子育てを楽しむ余裕はこの頃はまだなく、とにかく必死だったのが伺えます。
この時期から約一年後、仕事に復帰した時。
海王星/MC=sa太陽
となっています。
仕事や社会的な顔を表す「MC」に対して現実感の無さやあいまいさを表す「海王星」の軸にふれたsa太陽は、そのまま当時の私の状況を表しているなぁと思いました。
あるあるですが、保育園に通いだしたとたんに娘は病気のオンパレード。
この先仕事続けられるのかなーと不安になったり、当時の上司との相性も良いとはいえず体力的にも精神的にもきつい時期だったと思います。
そしてここから2年ほどは海王星が関わる軸が目立ちます。
月/海王星=sa太陽
木星/海王星=sa太陽
金星/海王星=sa太陽
木星は「社会」として考えるにしても、「月」「金星」はプライベートっぽさも感じます。
実はこの時期、仕事だけでなく夫婦関係でもいろいろあったりと、なかなか大変な時期でした。
自分自身のことというよりも、娘のことだったり夫のことだったりと、いずれも「自分ではどうにもならない範疇」の問題だったので、ただ様子をみるとか受け入れるとかそんな感じで、活動宮過多の自分としては「動けない」ということがしんどかった気がします。
私の場合は「海王星」が絡むと、人の問題を一緒に抱え込むような状態になりやすい気がします。
それは境界線をあいまいにする海王星の影響なのかもしれません。
ですが1年ほど経過すると旗色が変わってきます。
少し前からトランジットの天王星はMC付近をウロウロしています。
次に目立つのは「火星」が絡む軸。
月/火星=sa太陽
金星/火星=sa太陽
この頃は、仕事関係の資格取得のために頑張った時期。
娘を寝かしつけながら隣で勉強していました。
そして
太陽/ドラゴンヘッド=sa太陽
土星/海王星=sa太陽
水星/海王星=sa太陽
のタイミングで取得した資格を活かした業務に変更になります。
ただ、すんなりいったといえず、前任者の残した負債があまりにも膨大で、慣れない業務の中他の人の手も借りながら、その後処理に半年ほど費やしました。
着地点がなかなか見えなかったかんじは「海王星」っぽいですね。
あとは占星術に興味を持ち始めたのもこのあたりです。
上記の頃、体調を大きく崩しました。
これはネイタル月にトランジット冥王星がオポジションになった時期にも重なります。
入院を勧められたんですが、娘が小さかったこともあり、どうにか通院で対処しましたし、仕事も続けていました。
ですが、それから1年ちょっと経過した頃、トランジット冥王星が逆行で再びネイタル月とオポジションになったタイミングで、無理がきたのか、とうとう入院になりました。
この時形成されていたのが
海王星/ASC=sa太陽
身体そのものを表すアセンダントに病気などにも関連する海王星。
「思い込み」もあるのかもしれませんが、そのまんまだなぁと。
でも同時期に
火星/土星=sa太陽
水星/火星=sa太陽
も形成されていまして、私は入院中のベッドの上で、ひたすら占星術関連の書籍を読みまくっていました。動けないながらも火星を使ってる。
あと、この時の入院は「けい室炎」だったんですが、炎症というのが「火星」が絡む軸っぽさもあります。
そして、占星術講座を初めて受講、その初回の日がほぼ誤差なく
火星/ASC=sa太陽
となっています。
ちなみにこの日のトランジットの太陽は私のアセンダント上でした。
こうやって時間をかけてみてみると、特に近年については日記等やメールのやり取り等で記録が確認できることもあり、めちゃくちゃ影響あるなぁという印象でした。
ちなみに今はどの軸にもsa太陽は触れていない状態なんですが、数年後には「冥王星」がらみの軸に接触する予定です。
この時期は他の手法で見ても、なんかあるなというのが明らかに出ていますし、少し前に算命学のセッションで見ていただいた内容にも一致しています。
あとはミッドポイントの軸が多く集まっている度数にsa太陽が来る時は、いろんな影響を受ける分、大きく何かが変わる時期ともいえるのでは、と今回検証していて感じました。
このあたりも他の手法と合わせてみることで、ある程度どんな感じの時期になるのかみえてくるかもしれません。