毎年年賀状が送られてくる知人から、

喪中ハガキが届きました。


本当に年賀状のみのやり取りの知人なので

なぜ毎年律儀に送ってくれるのだろうと

思うのだけれど、私が返事を書いてるからというのが最もたる理由だと思います。


元旦に届くようにクリスマス頃までにはポストに投函した時期もあったけど、

今は「届いた年賀状にのみ返信スタイル」を取り入れています。

ただしリアルなお付き合いが続いていて、確実に年賀状を送ってくれると分かってる人には、

以前のように早めに投函するようにしています。


送ってもらうのは好きなんです。

写真ありでもそうじゃなくても、近況を知るのは楽しい。

ただ、自分の送った年賀状が相手の負担になっているかな、と感じることが多くなり、

微妙な関係の知人にはあえて先に送らないようになりました。

出してない相手から年賀状が届くと

「返信しなきゃ!」と思うタイプなので。


こちらの記事でもあげた友人の1人。

古い付き合いですが、「年賀状」というものを

絶対書かない友人です。



小学生からの付き合いですが、

毎年年賀状を送っても、絶対返事が来ないので

そういうもんだ、と理解し、

こちらも送るのをやめました。


人付き合いは金星に出るのかな、

と思い、こちらの友人の金星のアスペクトを見てみると、1ハウス月天王星コンジャンクションと5ハウス金星と9ハウス火星とでグランドトラインになっています。

天王星や火星が絡んでいる分、

「形式的なお付き合い」としての年賀状には興味がないのかなぁという印象を受けました。

1ハウスの月も5ハウスの金星も、

届いた年賀に返事を書くタイプには確かに見えないかもしれません。


ちなみに冒頭の年賀状を毎年くれる知人のチャートを確認してみたところ、金星と土星がピッタリ150度でクインカンクスになっていました。

ちなみに金星は他の天体とメジャーアスペクトを組んでなさそうなので、結構この土星の影響は

あるのかなぁなんて思いました。


この知人は、短大時代の友人で、

当時の様子を思い出しても、金星射手らしく、

自分の好きなことに対して深く追求し、さらにその良さを周りに広めていくようなところがありましたが、「土星」の忍耐や制限を感じさせる部分を思い出そうとしても、ピンときません。


ただ、結婚後はご主人の仕事の関係で日本各地に移動する生活に変化したので、もしかしたら、

各地域での生活に馴染むことを努力する中で、この金星土星の150度を意識する必要があったのかなぁ、なんて思いました。


松村潔先生の「アスペクト解釈大辞典」には

金星と土星の150度について次のようにあります。

 

また芸術とか美意識、センス、料理にしても、そこに後天的に秩序やルールを持ち込むことで、それらを上手にまとめることができるようになります。​


「金星」の人と人とのつながりの為に、「土星」が表すような年賀状という伝統的な形あるお付き合いを取り入れる。


「天王星」ならSNSぽいけど、「土星」だと

年賀状、というかんじもしますね。

もちろんこの先の時代の流れでそれも変化してくると思いますが。


同じ場所でずっと生活を送る私には

「年賀状」は大きな意味を持たないかもしれないけれど、知人にとっては、年に一回、

全国各地に散らばる縁を確認するためのツールなのかな、なんて思いました。


年が明けたら、寒中お見舞い送ってみようと思います。