こんにちは
名古屋の伊藤誠悟税理士事務所です
今回は、「『なぜ?』の嵐」は部下を萎縮!? 言葉を置き換えるだけでやる気がアップ
というお話をしたいと思います。
「なぜ売上が上がらないんだ?」
「なぜできなかったんだ?」
「なぜ納期に間に合わなかったんだ?」
経営者や上司が部下によく問いかける言葉に「なぜ?」があります。
一方、「なぜ?」と問いかけられた部下の反応はいかがでしょう?
恐らく萎縮しているケースが多いのでは。
ビジネス上よくない結果が出たとき、原因をつきとめることは大事です。
しかし、畳み掛けるように「なぜ?」と質問されると、
本質的な原因究明に至らないことがあるのです。
ここは「なぜ」の代わりに「なに」「どのように」を使ってみましょう。
「なぜ?」を「なに」「どのように」に変換
例えば、先の「なぜ売上が上がらないんだ?」「なぜやらなかったんだ?」
「なぜ納期に間に合わなかったんだ?」を
「なに」「どのように」に置き換えると、以下のようになります。
「なぜ売上が上がらないんだ?」→「売上が上がらない原因は何だろう?」「どのようにすれば売上が上がるだろう?」
「なぜできなかったんだ?」→「何が障害になってできなかったんだ?」「どのようにすればできるようになる?」
「なぜ納期に間に合わなかったんだ?」→「納期に間に合わせるために何が必要だったのか?」「納期に間に合わせるためにどのようにすればいい?」
一緒に考えるスタンスを示す
また、「なぜ?」と部下だけに考えさせて答えを出すことで、相手は緊張したり萎縮してしまいます。「一緒に考える」というスタンスを示すことで、部下は安心して信頼を寄せるようになるのです。
同じ内容を質問するにも、言葉次第で萎縮したりやる気が出たりします。部下との普段の会話のなかで「なぜ?」を使いたくなったら、一旦飲み込んで「なに」「どのように」と、一緒に考える姿勢を表しましょう。
最後までお読みいただきありがとうございました。
ポチッと押して頂けると大変励みになります。
よろしくお願いします
【お気軽にお問合せください】
事業発展のパートナー
伊藤誠悟税理士事務所
(052)684-6073
〒456-0018
名古屋市熱田区新尾頭二丁目2番32号
勢州館金山ビル2階