再編集してお送りします♪
「澪ちゃん誕生日おめでとう！！」
「おめでとう！ 澪ちゃん♪」
「おめでとうございます。澪先輩！」
「な・・・何だよ突然！」
「実は昨日、澪の誕生日のこと話してたら、みんなで部室でパーティしようって言ってな。」
「それで今日はソワソワしてた訳か・・・。」
「ゴメンな澪！」
「でも、みんなが私の誕生日の為に祝ってくれるなんて・・・。」
「あ！ 澪のやつ、恥ずかしがってるぞー」
「べ、別にそんなことはないぞ！」
「えー可愛かったのに！」
（そう言われて、どう反応をすれば・・・？）
「記念写真を♪」
「何の！？」
「あの・・・私も何か言った方が良いのでしょうか？」
「いや、別にムリはしなくていいから。」
「じゃあ、とりあえず澪ちゃんは座ってて。今日は主役なんだから！」
「え？ ああ、ありがと唯。」
「今、お茶を持ってきてあげるからね～♪」
（ん？ 唯が・・・お茶・・・？）
「お・・・お・・・。」（カタカタカタ）
「唯・・・無理はしないほうが・・・。」
「大丈夫だよ、澪ちゃ・・・あ！」
（バシャ！）
「・・・・・・・・・・。」
「ごめんね。澪ちゃん！ すぐに拭いてあげるから！ あ、下着の方までびっしょり・・・。」
「ゆ、唯！ そこは別に拭かなくてもいいから！」
「でもこれは拭いてもダメそうだから、すぐに替えないといけないんじゃない？」
「そうだぞ澪～♪ 早くお着替えしましょうねー。」
「こらやめろ！ ムギ！ 早く何とかしてくれ！」
（パシャ♪パシャ♪）
「ムギ先輩何やってるんですか！ 早く助けないと！」
（もうお嫁に行けない・・・）
「さて気を取り直して、みんなからプレゼントを渡すぞ～！」
「私は憂と一緒にケーキを作ってきました！！」
「とか言って、ホントは憂ちゃんがほとんど作ったんじゃないのか？」
「イチゴを上に乗せました♪」
「またそれか・・・」
「あのー・・・実は私も・・・。」
「ムギは何を用意してくれたんだ？」
「あの・・・ケーキを・・・。」
「え・・・？」
「ちょうど高級店のケーキが手に入ったので・・・。」
「高級店のケーキ！ いったいどんな味なんだろ・・・。」
「あ・・・実は私も・・・。」
「まさか梓も・・・？」
「前に作ったチョコレートケーキが好評だったので、今回も作ってみました・・・。」
「おいおい。みんなケーキを用意してきたのかよ。」
「まさか、律もケーキ・・・とか言わないよな？」
「当たり前だろ？ 私はもちろん！ 澪の好きな駅前のケーキを！！」
「ふざけるなー！！」
「どうして私だけ・・・？」
「うわぁケーキがいっぱい♪ 澪ちゃん、どれから食べる？」
「え・・・？」
「澪！ まさか私たちのケーキ、食べないつもりなのか！？」
「ヒドイよ澪ちゃん！」
「いや、みんなの気持ちは嬉しいけど、流石にこんなにあるとその・・・」
＜「お肉がついちゃうんだもん！」
「律！ 私の声真似するな！」
「痛い・・・」
「じゃあみんなで一緒に食べればいいんじゃない？」
「そうだね！ じゃあ、みんなのケーキにロウソクつけて！
ハッピーセイントバースデー！ 澪ちゃん！」
「何か色々混ざってるけど、ありがとう！！」
「ちょっと！ 誰かひとり忘れてない？」
「いただきまーす！」
「こらー！」