「ふぅ・・・ただいま。」
「お帰りルルーシュ。」
「！？」
「・・・お兄様？ せっかくC.C.さんが来られたのに。」
「C.C.？」
「変わったお友達ですのね。イニシャルだけだなんて。ひょっとしてお兄様の恋人？」
「将来を約束した関係だ。 ・・・な？」
「は？」
「将来って・・・結婚？」
「いや、私の同人誌の専属モデルとしてだ。・・・な？」
「え？」
（何だそれは？ というよりいつの間にそんなことに？）
「同人誌・・・それはいったい？」
「主に男同士で×××（←見せられないよ！）」
「・・・！ 私の目が見えるようになったら・・・是非見せて欲しい・・・です。」
「ああ。」
（あの・・・ナナリー・・・さん？）
「どいてくださーい！ 危なーい！！」
「！？」
（ドズッ）
「何故よけたし」
「だってどいてくださいって・・・。」
「嘘なんでしょ？ 悪い人に追われてるって・・・」
「にゃー。」
「は？」
「にゃーにゃー。怪我しちゃったのかにゃ？ にゃーにゃにゃー。」
（こいつは・・・●●以下のにおいがプンプンするぜ・・・。）
「ネコ苦手なんですか？」
「僕は好きなんですけど・・・片想いばっかりなんです」
（ルルーシュとか・・・とか・・・）
「片想いって優しい人がするんですよ。あ、行っちゃいましたね。」
「ユフィ、さっきはどうしてあんな嘘を？」
「私のこと気になりますか？」
「え・・・」
（まさかこれって・・・）
「じゃあもう少し私に付き合ってくださいな♪」
（しまった！ 今のがフラグだったか！！）
「ルルーシュ君・・・今いい？」
「ん？ 何？」
「この前の電話のことなんだけど・・・着信履歴って分からない？ ちょっと連絡を取りたくて・・・。」
「学校のだからな・・・俺の方では・・・！」
ヘヘ
|∧ ＜荒ぶるルルーシュのポーズ！
/
「そう・・・そうよねやっぱり・・・。」
（あの女・・・）
「何？ どうかした・・・うわなにをするやめ」
「！？ うそ・・・。」
「ねえ・・・これは何？」
「何だろう？」
＜どうせ何人もイレブンを殺してきたんだろ？ 誰がお前を養ってると思ってんだよ！
（ゴンパキグサ）
「これ以上、私の嫁を侮辱することは許しません！！」
（・・・嫁！？ というより何か不吉な音が聞こえたような気も）
「本日付をもちまして、このアッシュフォード学園に入学することになりました。
枢木スザクです。よろしくお願いします！」
（改めてルルーシュとのフラグを取り戻さないと・・・ここからは王道の学園ラブコメ的に！）
（ラブコメ・・・だと？）