冥「御剣怜侍！ 来てやったわ！！」
御「ム・・・メイか。遠路はるばるご苦労であった。」
冥「わざわざ来てやったのよ、感謝しなさい。」
御「ム・・・かたじけない。」
冥「しかし変わった部屋よね、相変わらず。」
御「ム・・・そうだろうか？」
冥「何なのかしら？ このトロフィーは。」
御「それは・・・検事・オブ・ザ・イヤーのトロフィーなのだが。」
冥「ダサい名前ね、どうせくだらない賞なんでしょう？」
御「ム・・・ムムゥ・・・。」
冥「あら？ これはレイジが最初に着てた服よね？」
御「ああ・・・そうだが？」
冥「どうして飾ってあるのかしら？」
御「特に、深い意味はないのだが・・・」
冥「そう、じゃあいいわ。」
御「・・・・・」
冥「あら、これはＳＴＥＥＬ ＳＡＭＵＲＡＩ ね。」
御「ああ・・・トノサマンのこと、だろうか。」
冥「何故ここに？」
御「貰った物を飾っているだけなのだが・・・不自然、だろうか？」
冥「かなりね。」
御「ムぅ・・・ところで、メイは何をしに来たのだろうか？」
冥「あら。あなたがどうしても私に会いたがっていると聞いたけど？」
御「だ、誰に、だろうか？」
冥「アッシュに。」
御「ま、またあいつか・・・。」
冥「おかげで、ＤＳを貰ったのだけど？」
御「な、何ッ！？」
冥「“蘇る逆転”には私が出ていないし、あなたにあげるわ。」
御「ム？」
冥「欲しいのでしょ？ “特別法廷”見たわよ？」
御「何っ？ 見たのか、アレを・・・」
冥「“シリポケット”はないでしょ、“シリポケット”は。」
御「ムぅ・・・」
冥「ホント見てられないわね、あなただけだと。」
御「な、何が言いたいのだろうか？」
冥「しばらく日本にいてあげるわ、感謝するのね。」
茜「うぅ・・・まさに、ナルマヨとミツメイがぶつかるわけですね！」
御「あ、茜クン！？ いつからそこに？」
茜「あ、今回のゲストだったんですけど・・・かりま検事さんばっかり
喋っていたので、出るタイミングが分かりませんでした。」
冥「宝月 茜！ 私は“かりま”ではなくて“かるま”よ！」
茜「あ、そうなんですか・・・。あ！ あたし、化学は９７点でしたから！！」
冥「国語は何点だったのかしらね・・・。」