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ITK岩田真太郎の研究奮闘記

CTO発信の小さなニュースを研究奮闘記として綴ります。

2012年12月4日

 

さて、前回のお話の続きです。

 

昨年と違い今年は2回目の参加ということで、

新たに準備(名刺・チラシ・ポスター・ユニホーム・英文サイト等)するものは無いのですが、

 

やはり重要なのは、新開発コントローラとステージの内容です。

特にステージの内容はコントローラの開発に左右されます。

 

お互いのスケジュールもあり本格的に開発と台本制作を始めたのは2ヶ月前からでした。

 

2ヶ月切ると余計に時間が経つのが早く感じ、「一ヶ月切った!」と焦り始めたころ、

酒井さんからステージの英訳文をいただき、ICレコーダに録音してもらいました。

 

さらに焦ります・・・(自分で台本書いたのに)。

録音したスピーチは約10分あり「どうやって覚えるんだ!」といった感じです。

 

コントローラはというと、まだ3Dモーションキャプチャの取説(英文)と格闘中。

嗚呼、昨年の思い出が蘇ります・・・。

 

しかし、青野社長は絶対やってくれます!・・・と、私は信じています。

 

ハイパージャパンは11月23日から開催されます。現地での準備があるので、

我々の出発は11月21日(早朝)です。

 

11月10日、出発まであと11日。

3Dモーションキャプチャ用ソフトがなんとなくカタチになりました。

 

しかし、手や指を認識はするものの、

何指が立って(伸びて)いるのか判別できない状態・・・。

 

つまり、指が何本立っているのか認識は出来るが、

それが何指なのかは解らないといった状態です。

 

・・・大丈夫!まだ10日あります!!

 

スピーチの方はipodを首からぶら下げ、寝ても覚めても片耳にイヤホンをしている状態。

 

11月12日、パワポ完成!スピーチは2/3覚えました。

台本を読みながらパワポのタイミングを覚えます。


㈱ITK岩田真太郎の研究奮闘記

 

11月16日、青野社長がコントローラの基盤に取りかかりました!ソフトはまだ未完成・・・。


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11月18日、出発まであと3日、

ハンドロイド・3Dモーションキャプチャ・ソフト・コントローラが初めてつながりました!!

問題だった指の識別もクリア。

カメラに向かって指を動かすとハンドロイドも同じ動きをします!!

 

・・・ただ、またサーボが焼き付きました。・・・修理します(汗)。


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11月19日、完成!!

パソコンのモニタには、ディプスマップ画像も確認できるようになり、

おまけにジャンケン機能付き。

スピーチも台本なしで話せるようになりました。(ギリギリなんとか)

 

間に合いましたー!昨年は出発まで数時間だったのが、今年は1日以上あります!!

 

というわけで、無事にロンドンに飛び立ったというわけです。

 

TO BE CONTINUED ➡

2012年12月2日

 

実は先週、ロンドン(イギリス)に行っておりました。

 

さかのぼること約7ヶ月。

ハイパージャパンを主催するクロスメディア社からメールが届きました。

その数週間後、近況報告をかねてメールではなく電話したところ大変喜んでいただき、

翌日、ハイパージャパン出展の熱烈なオファーメールをいただきました。

 

継続する事には意味があり、ITKの技術を世界にPRできる貴重な展示会。

昨年の実績や反響もあり、背中を押され出展することにしました。

 

そして、今回も3日間のステージを行うことに。

しかし、問題は何をするか。

 

しばらく考えて、

 

ハンドロイドのコントローラを新開発して発表しようと決めました。

 

新開発とは何か・・・、

 

少し前から考えていたアイデアのひとつ。

ハンドロイドをデータグローブではなくモーションキャプチャで動かせないかと。

つまり、3Dカメラに手を向けるだけでハンドロイドを操作するわけです。

 

さて、相談したのはもちろんユタカ電子製作所の青野社長。

返答は、「いいじゃん、それ!」

ただ、そんなに簡単ではないとの事・・・(悩)。

 

酒井さんとはステージ構成のミーティング。

昨年はハンドロイド製作で手がいっぱいで、酒井さんに任せっぱなしでしたが、

今年は私が台本を書くことに・・・(悩)。

 

そして私が書いた台本を酒井さんに英訳してもらい、

私がスピーチをして、酒井さんが実演する。

ん~、うまくいけば素晴らしいプレゼンテーションになるのですが・・・。

 

TO BE CONTINUED ➡

 

HYPER JAPAN 2012 ITK page

http://www.hyperjapan.co.uk/whats-on/technology/robotics-by-itk.html

 

㈱ITK岩田真太郎の研究奮闘記

2012年10月10日

 

NHK Eテレ「大!天才てれびくん」でハンドロイドが紹介されました。

 

「天才てれびくん」といえば私が中学生の時にスタートした番組。

当時からブルーバックのスタジオでCGを合成し、良い意味で教育番組っぽくない番組です。

 

当時は海外ドラマ

「素晴らしき日々」「アルフ」「フルハウス」

「天才少年ドギー・ハウザー」と共によく観ていました。

 

ですので取材の電話を受けた時は、

「天才てれびくん」ってあの「天才てれびくん」ですか!?と耳を疑ってしまいました。

まさか、自分が子供の頃に観ていたTV番組から出演オファーを受けるとは・・・。

 

いやぁ、嬉しいかぎりです。

 

さて、番組の内容は詳しく分りませんが(すみません、私が観ていたのは19年前なので)、

現在は「天才てれびくん」から「大!天才てれびくん」と番組タイトルが変わり、

毎週水曜日には「放送技術研究所」というコーナーで最新技術が紹介されているようで、

今回は最新のロボットハンドのひとつとしてハンドロイドが紹介されました。

 

岩田鉄工所で撮影した映像をVTRにまとめ、

スタジオでは実際にグローブを子供達が装着してハンドロイドを操作してもらうといった構成。

 

取材とスタジオ収録は1ヶ月ほど前に行ったのですが、

オファーをいただいてから収録までの時間が短かったので、ちょっぴり大変でした。

 

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写真はリハーサルの様子、ブルーバックにリアルタイムでCGを合成し、

スタジオのモニターには合成された映像が映っているといった感じ。

さらに合成された映像をチェックしてCG背景の位置など細かな設定を行っていましが、

カメラのアングルやズームに合わせてCG背景も変わるので凄く不思議でした。

 

しかし、まさか自分が・・・と今でも思います。

 

何故かというと当時私は中学生。「天才てれびくん」に出演しているの子供達は同世代。

勉強もせずにTVばかり観ていた私にとって少し憧れでもあったからです。

 

そんなことを今の私が思うわけですから、子供の時の記憶とか感受性ってやっぱり凄いです。


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今回の放送が子供達にどう映るかわかりませんが、

少しでも「モノづくり」に興味を持ってくれたら嬉しいですね。

 

2012年8月25日

 

『Beat Takeshi Kitano, Gosse de peintre 絵描き小僧展』

2010年に仏パリのカルティエ現代美術財団

(Fondation Cartier pour l'art contemporain)で開催され、

話題となった展覧会の日本凱旋版が東京オペラシティアートギャラリーで開催されています。


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先日の「等々力ベース“絵描き道”」を観て思い出しました!

6ヶ月前に前売り券を購入していたのですが、

ずっと行けていなくて開催期間は9月2日まで・・・、

「もう、行くしかない!」と思い、勢いで東京まで行ってきました(日帰り)。

 

会場には既にお客さん(子供も多い)が沢山いて賑やかな雰囲気。

奥の方からは御囃子が聴こえ、そこはBeat Takeshi Kitanoの世界が広がっていました。

 

良くできてると言うか、

絶対にありえないんだけど妙に馴染んでいる動物と魚をかけ合わせた作品や、

もちろん絵画・オブジェ・映像作品とつづき、

巨大なアート作品(“そよ風をあなたに”は笑っちゃいました!)や、

なるほどと考えさせられる作品も。

そして版画(とても素敵な作品なので、ポスターやポストカードにしていただきたいです)。

 

“旧日本軍秘密兵器計画図面大量発見!”のジンベエザメの空母とかも凄く良かったです。

この辺が食玩(お菓子のおまけ)とかで販売されたら思わず買っちゃいますね。

 

15年前、

映画「HANABI」の公開記念に開催された『北野武ギャラリー』も素晴らしかったのですが、

今回の『絵描き小僧展』はさらに作品の幅が広がっていて、

観客も体感出来る素晴らしい展覧会でした!


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会場で購入した公式カタログと開運「高崎だるま」と

非売品(前売りチケット特典)のぬり絵帳。

 

勢いで東京まで行きましたが、本当に行って良かったです。

素晴らしい休日でした!!チャンチャン♪

2012年7月19日

 

kj / Vo.&Gを中心に7人で編成された日本を代表するミクスチャーロックバンド「DragonAsh」。


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http://www.dragonash.co.jp/

 

お気付きの方もいらっしゃると思いますが、

私は「DragonAsh」が大好きです。

メロディー・歌詞・パフォーマンス・スタイルはもちろん、

家族・仲間・友達を何よりも大事にする精神と、革新的なサウンドが魅力です。

 

そして、本日ZeppNagoyaで行われた彼らのライブに行ってきました。

 

4月21日に急逝したDragonAshのベーシスト、IKUZONE氏の追悼ライブ

 

『REST IN PEACE IKUZONE』

 

IKUZONE氏が生前に演奏した音源にメンバーが音を重ねていくスタイルで、

ステージには、生前と同じく定位置にIKUZONE氏のアンプとベースがおかれ、

曲に合わせアンプ前のベースが替えられていました。


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photo by 橋本塁(SOUND SHOOTER)

 

ステージ奥のスクリーンにはIKUZONE氏の生前の映像が映しだされ、

そのライブパフォーマンスをする姿からはアイデンティティーと

バンドを愛する気持ちが伝わってきました。

そして、通常のツアーでは聴けない、

懐かしい楽曲が次々と演奏され会場は(私も)ヒートアップ。

あっという間に時間は過ぎてしまいましたが、

DragonAshの15年の軌跡を振り返る素晴らしいライブでした。


㈱ITK岩田真太郎の研究奮闘記 photo by 橋本塁(SOUND SHOOTER)

 

メンバーを失った悲しみを乗り越えてファンの為に、そしてDragonAshの為に、

そんな前を向いた6人の姿が凄くカッコ良くて、ほんとカッコ良くて、勇気もらいました。

 

ファンの一人として今回追悼ライブを行ってくれたことに感謝します。

 

そして、ロックンローラーIKUZONE氏のご冥福を心よりお祈りいたします。


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photo by 岩田真太郎

2012年6月26日

15年前のCM。

私は観た記憶が無い。

15年前の私が観たら何を感じただろう。

・・・今だから感じるモノがあるのかな。

2012年6月19日

Eテレ「スーパープレゼンテーション」。

昨晩、帰宅してテレビをつけたら、タイミング良く番組がはじまりました。
毎週録画していていたのですが、ずっと観れていなかった(HDDの残量も無い)ので
これついでに、そのまま録画してあった5週分をブッ続けて観ました。

その中で、MITメディアラボ准教授Deb Roy氏のプレゼンが素晴らしかったので紹介します。



彼は、生まれたばかりの息子がどのように言語を獲得していくか、
自宅に小型カメラとマイクを設置し、3年間記録し続け、
そのデータを分析(過去にさかのぼり)息子がどのように言語を増やしていくのか?
それにより何が解明されるのか?真価を探っている・・・といったプレゼン。

まず凄いのはデータ量、3年間トータル250,000時間に及ぶ映像と音声。
小型カメラ(魚眼レンズ)の映像を3D化しパターンを抽出。
言語の集中するポイントをランドスケープで表現。※ワードスケープ
それにより今までに観たことのない映像(グラフ)にまとまっています。
普通に生活していれば忘れてしまうささいな事でも、
このビッグデータのお陰で3年間は自由にさかのぼる事が出来る訳です。

さらに興味深いのは、プレゼン後半。家庭内から共通基盤をマスメディアに応用することで、
マスメディアの情報がソーシャルメディアにどう影響を与えているか?
データを収集する事で、今まで発見できなかった構造が見えてくる・・・といった話。

まさにTVで観た情報を、私がこのようにブログ記事にし、
この記事を読んだ方が下のリンクをクリックし情報を共有するといった構造・・・ちがうか。

TED<Deb Roy: The birth of a word>
http://www.ted.com/talks/lang/ja/deb_roy_the_birth_of_a_word.html
↑日本語字幕付きです。

最近思うのは、このプレゼンの内容もそうですが、
10年前には考えられなかったテクノロジーの進歩(速度)です。
データ量・解析スピード・コンピューターグラフィックス・画質・カメラ・
インターネット・SNS等々。
テレビはデジタルハイビジョン・薄型・大画面が常識に、3D映像・ネット機能が追加。
携帯電話は多機能化・スマートフォンに代わり、
我々が使用する工作機械や検査測定機も多軸化・複合化・知能化しています。
もちろん便利であって、正確で効率も上がります。
問題は、使いこなせるか?ついていけるか?

いや、先に行けるか!

・・・兎に角、素晴らしいプレゼンですので、時間のある時にどうぞ(フルスクリーンで)!
2012年5月10日

たまに挫けそうになる時もあるけど、

そう言う時こそ、いい出会いがあるような気がします。

友達の言葉とか、本とか、音楽とか、映画とか、こういうヤツ・・・。


2012年4月8日

 

TBS 夢の扉+「ハンドロイドで未来をつかめ!」が放送されました。

 

9日間にわたる取材がどのように編集されているのか、

楽しみでもあり、恥ずかしさから一人でテレビを観ることにしました。

 

緊張しながら放送を観ていましたが、本当に上手く構成されていて、

横井教授の解説やCGなどでとても解り易く、そして私自身感動しました。

 

今回の取材は、多くの人の支えがあって実現しました。

現場では、不足している部品の加工や追加工をし、表面処理へ。

コントローラはユタカ電子製作所の青野社長が徹夜で仕上げてくださいました。

 

横井教授をはじめ、研究室の皆さんも徹夜作業で筋電義手を仕上げてくださったようで、

ハンドロイドが筋電義手として動いただけでも感動したのですが、

「つかむ・つまむ・書く」ことができた時、たまらない気持ちになりました。

本当に感謝の気持ちでいっぱいです。

 

JAXAロボティクス研究グループの上田開発員には、時間の無い中お会いしていただき、

丁寧に開発中のロボットの説明をしてくださいました。

またハンドロイドが宇宙で通用するには、どういった課題があるかなど、

大変参考になるお話をしてくださいました。


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横井教授からは激励のお言葉と、改良点、今後の課題など、

筋電義手の世界的権威ならではの、深いお話をしてくださいました。

 

ユタカ電子の青野社長には、

「もっと『ダメ出し』してもらわんとイカン!」

「成功するまであきらめなければ、失敗じゃないから続けていかないかんぞ!!」

と熱い言葉をかけられました。

 

そうなんです。まだまだスタートラインです!

ただ目標は2013年にハンドロイドを実用化するということで、

つまり、その先に更に高い壁が待っているわけで、

これからです!これからなんです!

 

最後に母校の小学校にハンドロイドを持っていった時の

子供たちの瞳の輝きとリアクションが凄く、本当に驚きました。

バーチャルではなくリアルに体験・体感する事が、

モノづくりの未来につながるんじゃないかって・・・。

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少しでも、日本のモノづくりの発展に貢献できればと思います。

 

密着取材してくださった素晴らしい番組制作の皆さんに心より感謝いたします。

 

岩田鉄工所社長、従業員の皆さん、

支えてくれたすべての人に感謝します!

 

本当にありがとうございました!

2012年2月8日

 

朝8時にホテルのロビーで番組デレクターと待ち合わせ、都内のスタジオへ移動。

 

はじめて見るスタジオではスタッフの方々が準備をされており、リハーサルが進められます。

まずセットの細かさに驚き、

たくさんのスタッフの支えがあって番組が成り立っているんだと実感。


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ハンドロイドの準備をし、紹介してくださる亀梨さん(KAT-TUN)に使用方法を説明。


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位置決めやカメリハが進み、14時。

 

出演者の方々がスタジオ入りし、本番収録スタートです!!

憧れのたけしさんが!目の前に!肉眼で見えます!

オープニングトークのたけしさんのお話(放送では未公開)がメチャクチャ面白かったです。

 

順調に収録が進み、ハンドロイドの出番です。


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ハンドロイドの収録は大変緊張しましたが、

たけしさんとやり取りができ本当に夢のような時間でした。

放送時は「ジャンケン」と「字を書く?」のみでしたが、

ハンドロイドと握手をしていただいたり、

将来的な話ができ本当に楽しかったです。

 

本番は16時過ぎに終了、少しの時間でしたが、

たけしさんと荒俣さんの知識の凄さに驚きました。

 

私はインサート撮りのためスタジオに残ることに、

 

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撮影が終わったのが20時。

 

1日スタジオにいましたが、本当に貴重な体験をさせていただきました。

 

番組に誘ってくださった I デレクター、スタッフの皆さん、

ご共演してくださった出演者の皆様、そしてビートたけしさん。

 

夢のような機会を与えていただき

本当にありがとうございました。