筆者は何も安倍総理の持病が嘘だったなどというつもりはないし、事実、持病が悪化していたのだろうと思っている。
ただ、その病状の悪化が「総理を辞任するほどの病状」だったのかと問われれば、自信をもって「YES」と答えることはできない。
報道を名乗るみなさんは確固たる根拠=裏を取るのが基本である。そこで、メディアのみなさんに問いたい――、
Q1,安倍総理の“自己申告”は“確たる裏付け“だと思いますか?
安倍総理が辞任する際、病状に関する説明は自身の発言だけだった。主治医の診断書さえもなかった。いわば、安倍の「自己申告」だけだったにも関らず、メディアは「持病の悪化」が辞任の主因であると断じてしまった。はたして、報道として問題はないのだろうか。
Q2,なぜ、主治医が同席して説明しなかったと思いますか?
安倍総理の辞任会見で最も不自然だと思ったのは、医師団が同席または、同席しなくても主治医が説明すらしていないことである。戦後、病気で辞任した総理大臣は第一次安倍総理を除くと石橋湛山、池田隼人、大平正芳、小渕恵三4人のいるが、いずれも何らかの形で医師団が病状を説明している。メディアのみなさんは、それでも確信が持てたのだろうか。
Q3,辞任の主因は、「持病以外」とは思わなかったのですか?
安倍総理は第一次安倍内閣で辞任する際も「持病」を理由として挙げながら、医師団の同席も診断書の提示もなかった。この不自然さから巷間、別件で抜き差しならぬ事情があったのではないか、という噂だった。たとえば、相続問題とか。今回は、同じく不自然さから、広島の河合夫婦事件との絡みが噂されている。
いずれにせよ、慶応病院の医師団にお願いして病状の説明をしてほしいものだ。さすれば、ネット上の噂も消えていくだろう。

