昭恵夫人と職員=夫人付き職員同行の「4番目の選挙応援」が発覚 | 一言居士21+α

一言居士21+α

欧米や国連が懸念するほど、日本の言論・報道の自由は危ない状況です。
そんな老婆心から立ち上げたのが「一言居士21」です。
40年余りの記者経験による直感と近現代史の視点から、
気ままに放言していきたいと思います。
(2016年4月、原則として敬称略)

よくもまぁ、国家公務員の職員を、召使よろしく、使い放題使うものだ。

いうまでもなく、安倍首相の昭恵夫人の勝手気ままな行動である。

 

4番目の選挙応援とは、昨年2016年6月24日の参議院選挙中、愛媛県での応援である。きょう4月13日の参議院・内閣委員会で、神本美恵子氏(民進党・新緑風会)は、「昭恵夫人付き職員も同行していた」として、政府に確認を求めた。

 

すでに岡山、沖縄、東京での選挙応援での職員同行が明かになっているので、愛媛が確認できれば、4つ目ということになる。

 

これに対し、土生栄二(はぶ・えいじ)内閣審議官は、「2016年6月24日のことだと思われますが・・・」と断わった上で、確認できていないとして、「確認でき次第ご説明したい」と、歯切れの悪い答弁をした。

 

当時、神本氏が愛媛県に行った際、地元紙に載った昭恵夫人の記事に目が止まった。

記事によると、昭恵夫人は女性後援会(たぶん自民党)の集まりに参加し、おおよそ次のように語ったそうだ。

 

その中身は、自由奔放というアッキーの印象を大きく変えるものがある。

<「米国が血を流してまで日本を守ってくれる時代は終わった。自分の国は自分で守らないといけない」と訴え、憲法改正への理解を求めた。>

 

さすがに、国家主義者である首相の夫人だけのことはある。

かくして、「内閣総理大臣夫人 安倍昭恵」という人物の“正体”が、その姿を現したのである。