よくもまぁ、国家公務員の職員を、召使よろしく、使い放題使うものだ。
いうまでもなく、安倍首相の昭恵夫人の勝手気ままな行動である。
4番目の選挙応援とは、昨年2016年6月24日の参議院選挙中、愛媛県での応援である。きょう4月13日の参議院・内閣委員会で、神本美恵子氏(民進党・新緑風会)は、「昭恵夫人付き職員も同行していた」として、政府に確認を求めた。
すでに岡山、沖縄、東京での選挙応援での職員同行が明かになっているので、愛媛が確認できれば、4つ目ということになる。
これに対し、土生栄二(はぶ・えいじ)内閣審議官は、「2016年6月24日のことだと思われますが・・・」と断わった上で、確認できていないとして、「確認でき次第ご説明したい」と、歯切れの悪い答弁をした。
当時、神本氏が愛媛県に行った際、地元紙に載った昭恵夫人の記事に目が止まった。
記事によると、昭恵夫人は女性後援会(たぶん自民党)の集まりに参加し、おおよそ次のように語ったそうだ。
その中身は、自由奔放というアッキーの印象を大きく変えるものがある。
<「米国が血を流してまで日本を守ってくれる時代は終わった。自分の国は自分で守らないといけない」と訴え、憲法改正への理解を求めた。>
さすがに、国家主義者である首相の夫人だけのことはある。
かくして、「内閣総理大臣夫人 安倍昭恵」という人物の“正体”が、その姿を現したのである。