森友学園事件=「やっぱり怪しい」と、確信させた安倍自民の国会対応 | 一言居士21+α

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そんな老婆心から立ち上げたのが「一言居士21」です。
40年余りの記者経験による直感と近現代史の視点から、
気ままに放言していきたいと思います。
(2016年4月、原則として敬称略)

またまた、安倍がキレた!

 

そもそも、一切、「事件」に関わっていないというのであれば、なぜ、あれほど財務省の情報提出や参考人招致を拒み、森友事件に関する質問をされることに怒りを露わにするのだろうか・・・??

 

報道のとおり、きのう4月12日の衆院厚生労働委員会では、民進党の柚木道義氏が法案審議と関係のない「森友学園」事件について、委員会に出席した安倍晋三首相に答弁を求めたことに与党が反発し、採決を強行した。

 

その結果、介護保険関連法改正案は自民、公明両党などの賛成多数で可決した。

 

本ブログでも既報のとおり、安倍昭恵夫人と夫人付き職員、大阪府と私立学校審議会、財務省、大阪航空局、そして安倍首相自身と保守政治家、相互に連携するかのような動きがあったことは否定できない。

 

しかも、その周辺を怪しい団体、国粋主義者や国家主義者ら、胡散臭い連中が取り巻くという構図が浮かび上がっている。

 

こうなると、安倍首相に違法性がないとしても、単なる一右翼学校法人への国有地払下げ事件では済まない不気味さを感じざるを得ない。大阪地検やる気が見えないことも不思議であり、国会では手を緩めるどころか、さらに強力に全力挙げて追及すべきである。

 

それは、日本の将来、未来の子供たちに大きな禍根を残さないため、である。