相馬地方広域事業団(相馬市、新地町、南相馬の一部)は来年度から
宮城県の11市町村と共同で衛星による水道管の漏水調査を
実施することを発表しました。
凄い時代になったものですね。
そんなことが出来るんだ!と些か驚いています。
従来の水道管の漏水は水道局員が交通が少ない深夜下図のように
棒や探知機で場所を特定していますが、衛星により電磁波でわかるように
なるのは画期的なことです。
(画像はお借りしたものです。)
日本の水道管の総延長は地球17周分に相当し、その4周分が法定耐用年数の
40年が過ぎています。
また海外と比べると漏水比率は少ないようですが、日本の漏水比率は5%だそうです。
その原因は地震等や経年変化による亀裂が原因ですが、
老朽化が進んでおり、水道インフラの老朽化はこれから徐々に
大きな問題となって来る筈です。
一番の問題は人口減少です。
今回の能登半島の大地震でもわかるように少数の集落に水道を引くというのは
メンテナンスの上でも問題があり水道料金の値上げでは賄えなく
なる可能性も出て来るので、将来に向けて少数の集落用の電力や水は
自給できるような政府の取り組みが必要だと思います。
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