今日は、さぬき市大川町富田にあるみろく公園内の歴史民族資料館に行きました。
昔の人が使った暮らしの道具が、たくさん展示されています。
ここには、県内最古の民家と言われる
「旧恵利家住宅」があります。
残念ながら改修中で近づけませんでした。
旧恵利家住宅(国重文)が建てられたのは17世紀末と考えられ、もとは、津田川の最上流部、新名(現、さぬき市大川町田面)
にあった長百姓藻玉氏の住宅であったが、安政年間(1854~60)の頃、沢氏(のちの恵利氏)の所有となった。
保存のため、一時、大川ダム畔に移築されたが、その後は現在地に移された。
桁行7間・梁間3間半の寄棟造で、屋根は茅葺き、軒先まで葺きおろすツクダレである。
内部は土間・広間・座敷納戸の三間取りで、納戸の奥に角屋(つのや)とよぶ拡張部がある。
材はおもにクリの木で,大黒柱の下部には、縄を編んだときに磨り減った跡がついている。
天井は、丸竹を敷きつづらで編み、その上に藁を敷き詰め土壁を塗りつけたもので、「大和天井」という。
資料館の庭にはこんなものが……。
「川東の五輪塔」というそうです。
志度寺の海女の墓に似ているなあ……と思っていたら、
やはり、鎌倉時代後期の古いものだそうです。