驚きました。
さっき、メールチェックしていたら、「予約のお願い」という題名のメールが……。
で、さっそく開いてみたら
「はじめまして。私は小泉純一郎です。いつもブログを楽しく拝見しています。実は今日は予約したくてメールしています」
と書いているではないですか!
小泉「突然で驚かれたでしょう。ご存知かと思いますが、参議院での郵政民営化法案議決をめぐって、森前総理から、話し合いをしようと誘われたことがありました。
その時、官邸には缶ビールと乾いたチーズとサーモンくらいしかなかったのですが、そのことを殊更にあの人は根に持って恨んでいるのです。
あの人にとって、政治活動とは、おいしい料理と酒を飲みながら、脈略なくしゃべり続けることなのです。あ、ゴルフ場でビールを飲むことも政治活動です。
というわけで、私との郵政民営化をめぐる話し合いも、当然豪華料理でもてなされるものと思っていたらしく、そのことが原因でいつまでも不機嫌でいるのです。
(もうさじを投げた!)と記者団の前で嘆いたそうですが、確かに乾いたチーズは、さじではすくい難いつまみでした。
長くなりました。 という訳で、彼に機嫌を直してもらうために、私は一席をもうけなければいけません。東京ではマスコミの目があるので、どうしようかと思案した結果、あなたの店なら…、ということになったのです。どうか予約を受けてください」
慌てて返信しました。
私「メールありがとうございます。光栄な話ですが、信じられない思いです。
たしか、森前総理は、たいへんな美食家で、会合と言えば、一人7万円は下らない料理が並ぶと聞きました。
うちの店では、全メニューを食べつくしても、ひとり7万円にはならないと思います。7000円も無理です。こんな店で、森前総理が満足するとは思えないのですが」
すぐ返事がきました。
小泉「いえいえ、噂は伺っています。新鮮な朝挽きの肉を、備長炭で焼いているそうじゃないですか。東京ではそんなまねはなかなかできません。それに、珍しい芋焼酎が揃っていると聞きましたよ。森ヨシローちゃんは、酒が大好きなんですよ。いや、何を隠そう、ワタクシも……。もともと薩摩出身の家柄だし、本当を言うと、いつも2,3杯ひっかけてから、国会には行くようにしています。シラフじゃやってられませんからね。
飲食費ですが……、どうせ私の腹が痛むわけではないので、いくらでも構いません。ま、貸切という事で、私とヨシローちゃん、一人10万円でどうでしょうか?」
私「え、そんなに? いいんですか?」
小泉「大丈夫です。安いものですよ。それより、焼酎は「森伊蔵」とか「村尾」とかありますか?」
私「大丈夫、何杯でもどうぞ。他にもレアものがありますよ。「くらら」とか「萬膳 流鶯」とか……。
小泉「それは、楽しみだ。 あ、大事なことを忘れていた。彼は女好きでも有名なんですが、おたくの店にきれいな女性はいますか?」
私「えっ……。それはちょっと…。夫婦ふたりでやっている店なので、女と言えば私だけですが……」
小泉「そうですか、失礼ですがおいくつですか?」
私「●X才です」
小泉「妙齢ですな! 大丈夫、私たちだって、60過ぎているんです。それに、黒木瞳や松田聖子より若いじゃないですか! 」
小泉総理、女性タレントの年に詳しい……… _| ̄|○
小泉「それじゃあ、さっそく、●月△日8時からでお願いします。あ、念のため、あなたの写真を送ってもらえませんか……」
私は慌てて、化粧して、デジカメで撮り、メールに添付して返信した。
………数時間後、
小泉「突然、解決しがたい問題が生じました。残念ですが、今回の予約の件は見送らせていただきます」
という断りのメールが来たとです。
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『深夜4時 小泉首相から携帯メールが届きました。さてその内容は?』
のお題にもとづいて書いたフィクションです。