
- 著者: NoData
- タイトル: 芋焼酎はこれで決まり―庶民価格でうまい!
やっと、買えました。
ひるね蔵酒亭の秘剣さんも執筆されたというムック本。
「幻のスリーM」などと、プレミアムを語る芋焼酎本が多い中、
この本は、本当の芋焼酎好きが、自分の舌で納得した焼酎を
厳選して紹介しています。
「レギュラー酒を飲みなおす」で紹介されている芋焼酎は、ふだん見慣れない銘柄もあるかもしれません。
でも、掲載されている98銘柄のうち、40銘柄くらいは当店で扱ったことのある銘柄でした。
プレミアム焼酎も揃っていますが、ちゃんとおいしいレギュラー酒もうちは揃えているんですよ。(とさりげなく自己アピール)
さぬきには「さぬきうどん」があって、そのうどんも、ただうどんのおいしさだけでなく、店の大将やおばちゃんのこだわりや個性まで知って、うどん屋のファンになる人がいるように、芋焼酎にも蔵元のこだわりやエピソードを知って、その銘柄のファンになるという過程があったりします。
もう何冊も本を読んでいるので、芋焼酎を見れば、蔵元の顔とエピソードが浮かぶワタクシです。
ですから、うちの店で芋焼酎を飲むとき、ちょっと声をかけていただければ、ワタクシもオヤジもいくらでも語ることができるわけですが、
特にオヤジは話し始めると止まらないので、うるさくなったら、無視してくださって結構です。
焼酎好きな方は「ブームはいやだ」とおっしゃる方がいますが、私は「ブーム」って大事だと思います。
讃岐うどんだって、とてもいい素材なのに、ブームがなかったら、小さな店は潰れていたかもしれない。
芋焼酎だって、廃業していた蔵が復活した話はたくさんあるんです。
讃岐うどんも芋焼酎も地方発信のすばらしい食文化。「ブーム=一過性」ではなくて、「地方から全国区へ」の足がかりとしてのブームを喜んで受け入れて、どんどん広めていけばいいのだと思います。
ブームが去る日が来ても「おいしい」のは変わらないのですから。