6月定例会で一般質問の項目。

 

1  子育て支援策について     
(1) 本県の合計特殊出生率の伸び悩み
(2) 不妊検査費助成事業の実績と評価
(3) 保育所の必要量の将来予測と供給計画
(4) 保育所の耐震化及び改築の現状・課題と今後の方針
(5) 保育士と他職種との賃金格差の解消及び就労環境の改善方策
(6) 公立と私立の保育士の賃金格差

2  大学の奨学金問題について     
(1) 県立広島大学の授業料の引き下げ
(2) 県立広島大学の入学金の考え方
 

 

 

本来は、これらは3月の予算特別委員会で

質問する予定でしたが、

 

サッカースタジアムの議事録問題が発覚したため

それへの追及で時間を費やしたために、

 

今回へ伸びてしまいました・・・

(そのときのスタジアム問題については、こちらへ)

 

 

 

さて、この項目のうち子育て支援については、

以前のブログで書きましたが、

 

 

今回は「大学の奨学金問題」について。

 

 

学生の半数以上が「奨学金」を受けている現状。

 

平均して、400万円もの借金を負って卒業してます。

それを、だいたい15年で返済するという厳しい条件。

 

しかし、半分の200万円を返済するのが30歳ぐらい。

そんな30歳が結婚を考えられるのでしょうか?

 

結婚のための資金どころか借金を抱えて。

相手も同様に、奨学金の返済が残っている同士だったら?

 

10年後が恐ろしくなり、今回質問しました。

 

そして、そもそもの授業料を下げるべきだと。

 

 

毎年報道されますが、

 

OECD加盟国での教育への公的支出の割合が

日本は最下位だと。

 

そのうち、大学時に対する支出が

とりわけ他国に比べて少なく、家庭の私費支出が多い日本。

 

 

それを、変えるために、

 

広島県が率先して、授業料の値下げをしませんか?

 

 

まあ、それに対する答弁は

素っ気ないものでしたけど・・・

 

 

しかし、すぐに改善できるものもあります。

 

 

県立広島大学の入学金

 

県内合格者→28万2000円

県外合格者→39万4800円

 

と、11万2800円も県外の方々は

高く支払わないといけません。

 

 

移住定住を促進して県外から

広島県に来てもらおうとしているのに??

 

答弁を聞くと、

「昭和50年に設けたけれども、どういった経緯で定められたかは不明です。」

 

とのことでした!!

 

 

導入経緯が不明な制度を

未だに続けてるのはオカシイでしょ!

 

差別です!

 

 

今後も、この件は追っていきたいと思います・・・