平成24年2月23日(木)
『国宝朝光寺の葺き替え 7』
       朝光寺本堂保存修理について       【加東市教育委員会より】

去る、1月29日(日)兵庫県加東市吉川町畑にある国宝朝光寺の本堂葺き替え現場の公開見学会あり参加させて頂きました。

昭和に行われた解体修理の記録が残されていませんので、出来る限り解体修理時期の姿に戻すことを心がけていますが、現在ご覧いただけるような桟本を架けることで、従来屋根一面に覆われていた葺土を減らし、屋根の軽量化を図っています。

また、調査によって軒丸瓦・軒平瓦を最も旧い室町時代の意匠に戻します。

現在は野地板や軒廻りの修理を終え、スギ皮を屋根一面に貼り、桟木を架けた状態です。一部ですが、瓦を葺いた状態をご覧いただけます。今後は平瓦・丸瓦、鬼瓦など、屋根瓦を全面に葺く作業となります。




$アイティーシビルのブログ
平成24年2月19日(日)
『国宝朝光寺の葺き替え 6



朝光寺本堂保存修理について       【加東市教育委員会より】

去る、1月29日(日)兵庫県加東市吉川町畑にある国宝朝光寺の本堂葺き替え現場の公開見学会あり参加させて頂きました。


鹿野山朝光寺は、東播磨=円に伝承をもつ法道仙人によつて大化5年(649)もしくは自雉2年(651)に創建され、文治5年(1189)に裏山である権現山から現在地に移つたとされています。


現在の本堂は、応永20年(1413)に仏壇を造営し、本尊(十一面観音立像)を納めたとされていますので、この時期に建立されたことが分かります。その後、元禄10年(1697)、文政12年(1829)に大規模な修復が行われています。

なお、昭和10年(1935)~ 12年に及ぶ解体修理事業によつて、現在の姿に復元されました。ただ、それ以降約70年間の風雪により、屋根瓦の破損、劣化が著しい上に、野地板や垂木の腐蝕も懸念されましたので、平成22年11月より平成24年8月の完成を目指して、主として屋根瓦の葺替え工事を実施しています。

今回の修理では、正面に室町時代および江戸時代の瓦 と新調する瓦、西面には昭和期の瓦と新調する瓦、東面と北面の瓦を全て新調します:




$アイティーシビルのブログ
平成24年2月16日(木)
『国宝朝光寺の葺き替え 5 』   
【加東市教育委員会より】


去る、1月29日(日)兵庫県加東市吉川町畑にある国宝朝光寺の本堂葺き替え現場の公開見学会あり参加させて頂きました。

寄せ棟構造の朝光寺。軒反りは軽快に屋根を見せるために工夫された大陸屋根の構造型式。軒反りが大きければ大きい程快適に美しくなります。

平瓦に水返しを付けることにより、雨水の侵入を防止でき屋根の耐久性が増します。
当日は未だ水返しの付いた平瓦が施工されていませんでした。後ほどまとめて施工するとの事で、形だけお教え頂きました。



$アイティーシビルのブログ