昨日は、ワールドカップ日本代表惜しかったですね。
最後の最後まで一生懸命に走る選手の姿をテレビで見ていて、こちらも胸が熱くなりました。
4年に一度しかチャンスが巡ってこないという舞台において、自分の選手生命やそれまでに取り組んできた練習の日々を思えば、そこにかける思いというのは並大抵のものではないと感じます。
サッカーの選評は語る資格が無いのでこの辺にしておいて、そういう熱い戦いの舞台と言うのは、一サラリーマンとしてはほとんど巡り合えるものではありません。
だからこそ、夢を諦めず自分を鍛え、また生まれ持った才能でそういう舞台に立てる人を羨ましく思えます。
単純な目的、わかりやすい達成感
スポーツというのは、やっている選手だけでなく応援している人々も、不思議とその試合の中に引き込まれるものです。
その一つは、目的が極めて単純だからではないでしょうか。
スポーツは試合に勝つと言う単純な目的があり、その目的のために選手は汗を流し、応援する人はその駆け引きに固唾を呑んで見守ることになります。
もちろん目的は単純でも、その勝利を得るためには相当なパワーが必要です。
言葉で勝った、負けたという言葉で片付けられるほどそのプロセスは単純ではありません。
しかし、その最後にはどちらかが勝利を掴み取り、もう一方は敗者となります。
結果は、冷酷なほどシンプルです。
しかし、そのシンプルな勝者になるために選手は頑張り、応援する人は熱くなっていきます。
そして勝者となったときに得られる達成感と言うものもきわめてわかりやすいものであったりします。
勝利の美酒に酔いしれる、今までの苦労が報われる、惜しみない拍手が贈られる、その後に訪れるものは人それぞれでしょうが、勝者には喜びとともに達成感が味わえ、敗者は涙とともに悔しさがこみ上げてきます。
結果が全てというわけではありません。
そのプロセスの中にも感動が生まれ、例え負けたとしても自分の実力を出し切った満足感や感謝の拍手を送る人も大勢いるでしょう。
しかし、試合の中で熱くなれる理由は単純な目的とわかりやすい達成感にあるのではないかなと思うわけです。
仕事における目的と達成感
自分が置かれている環境に目をやれば、スポーツのようなわかりやすい目的や達成感と言うものはなかなか存在しなかったりします。
営業が受注を勝ち取るためと言うのがあるかもしれません。
エンジニアが長い期間構築してきたシステムがリリースされると言うのがあるかもしれません。
しかし、何れもスポーツにおける試合のような、この何時間何十分かで決まる、この人との勝負で勝者の側に立てるという大舞台というのを感じ取る機会は少ないでしょう。
結果として、仕事を勝ち取った、評価してもらえた、売上げが上がったというものが付いてくるかもしれませんが、それは少し後になって「今思えばあの時の日々が、あの時の行動が」という結果論でしかなかったりします。
スポーツとて、その試合の勝者になったからそこで終ると言うわけではありません。
また次の舞台が待っているのでしょう。
しかし、スポーツにおいては一つのはっきりとした区切りと言うものはわかりやすい形で存在しますが、仕事においてはそういうわかりやすい区切りもなかなかな見つかりません。
一つの仕事が終ると、また次の仕事がすぐに始まりますし、場合によっては複数の案件を掛け持ちして、人繰りの余韻さえ味わう暇も無いという人もいると思います。
営業が受注を勝ち取ったとしても、そこがゴールではなくむしろスタートだったりしますし、エンジニアがシステムをリリースさせたと言っても、むしろ構築フェーズより長い運用が待ち受けています。
日々の中でなかなかそのわかりやすい目的と達成感を得られる機会が少ないのではないかなと。
わかりやすい目的達成が生むモチベーション
初めから負けると思って試合に臨む選手はいないでしょうから、ただひたすらシンプルな勝利と言うものを得ようと頑張ります。
その向こうにある達成感もまたわかりやすく、それが試合の中でのモチベーションにもつながるでしょう。
みんなが共通のわかりやすい目的を共感することで一体感も生まれ、達成の暁には誰もがその余韻に浸ることができます。
人間って単純なものですから、その旨みをかみ締めることが出来れば、次もまたそれを味わいたいと思うでしょうし、わかりやすければわかりやすいほどそこに向かって邁進することもできます。
わかりやすさは、目的達成のマイルストンをはっきりさせるでしょうし、なすべき事も考えやすくなります。
日々の仕事だけに追われるだけで、その目的を達成できたことさえかみ締められずに走っていくだけでなく、その中で得られたものを十分にかみ締めることができることが、仕事の中でのモチベーションにつながり、次へのステップの良い循環を生むのではないかなと感じます。
そうすることで仕事をする人もそれをサポートする人もスポーツのように熱くなれる場所として生まれるのではないでしょうか。
[PR]
[PR]


