昔は、結構仕事でアウトプットを出すことをもったいぶっている時期がありました。
理由は単純で簡単に終わったって思われたくないから。
特にシステム構築や保守の仕事は、非システムエンジニアから見れば結構仕事内容がグレーなので、「なんか難しそうなことしてるんでしょ。こういう修正を依頼するのも結構時間がかかるんだよね・・・」と思ってくれてた方がこっちの仕事が楽になるなんて思ってたからです。
ただ、そういうことをするよりもチャチャッと終わらせられる内容の仕事は終わらせた方がメリットが多いなと感じたりしています。
仕事のボトルネックは相手側にもある
そう思う1つ目の理由は、システム構築の仕事でもボトルネックは、システムを作る側じゃなくて企画・提案する側にあることが多いという点です。
提案した内容をシステムという具体的な形に作り上げていく中でも、細かな要求の仕様を詰めていくと、問題点がごろごろ出てきて、「この画面の仕様どうしましょうか?」と聞くとその場でこうしてくださいって言われるより、「一度持ち帰って調整してきます」みたいな返事が返ってきて、すぐに対応を開始することができないケースがよくあったりします。
結局のところ、ゆっくりやろうが早くやろうが、自分以外のタスクで引っかかるところが出てくるため、猶予はあまり変わらないのかなと思ったりします。
ただ、その仕事の取り掛かりを後ろ延ばしにすればするほど、納期に遅れが出てくることにもなるため、さっさとやりきってしまって、相手にボール投げつけておいた方が気分的にも楽ですし、残された時間を効率的に使うこともできたりします。
もちろん、システム開発する上で技術的な課題が出てくることもありますので、時間的猶予はあればあるほど良いですしね。
ユーザーとの関係構築
2つ目は、早く仕事を終わらせてしまうことで得られる信頼感が違うという点。
早く終わらせたくないと思ってた理由の一つに、簡単に終わらせてしまうことで相手から「じゃあ、これも簡単に終わるよね?」って思われることが嫌だというものがありました。
ただ、これは少しひねくれた考えだったなと今では思ったりしますが、早く仕事が終わることと仕事が簡単だったということは関係が無かったりもするわけです。
その人自身の処理能力が優れているということもあるわけで、特に相手の仕事が見えない状況では想定していたより早く仕事を終わらせてくれたことに対して、「この仕事そんなに簡単だったのか」というひねくれた印象以前に、早く仕事の対応をしてくれたことへの感謝やその人自身への賛辞がまずくるでしょう。
(相手のやってる仕事内容がわかっている場合は天秤にかける心理がでてきますけどね)
長くユーザーと付き合っていく中では、信頼関係を築くことが大事になってくるので、自分から積極的に行動しておいた方が相手にとっても好印象を与えやすかったりしますし、それに対して報いようともしてくれます。(変応性の原理)
言ってしまえば恩は売っておくというようなことにもなるんですが、自分が困った時に融通を利かせてくれることが多くなったりするわけで、本当に納期に間に合わないときでも、それまでの関係から対応がしやすいこともあるわけです。
タスクを消化することのリズム
3つ目は、タスクを消化していくことで仕事をするリズムって掴みやすいという点。
後回しにしていると、その対応を開始する際にどうしても重い腰を上げるような印象になってしまいますし、そもそもあとでやるというのはその仕事から逃げて先延ばししているだけのことになります。
いつかやらないといけない事を後に積み重ねるようになることで自分の首を絞める結果にもなりますし、追われるように仕事をすることはどうしてもダラダラと時間を浪費するような仕事のやり方に陥ってしまったりします。
後でやろうと思うことはいつまで経っても後でになってしまう傾向があり、ユーザーからの催促などで取り掛からなくてはならない状況を生み出ししまったりもします。
そういう状況でやる仕事ってやっぱり楽しくないもので、自分からコントロールして主導権を握っていった方が取り組みやすかったりもするわけです。
タスクを消化していくと、仕事上のマイルストンの進捗がわかりやすくなるので、目に見えることで楽しさも生まれてきますしね。
そういうリズムを作るためにも後でやろうではなく、今やってしまった方がいいと感じるわけです。
まとめ
最終的には、終わらせないといけないことを終わらせてあいた時間を有効活用しようというところが、自分の中で早く終わらせる理由になってきています。
その間に何か新しい技術検証してみたり、ネットで情報を集めたり、アイデアを具体化するための企画を立ててみたり。
自分の中ではそういうのはサボっている分類にカテゴライズしてたりもするんですが、そういったサボる時間を確保するためにさっさと終わらせられることをしてしまおうと。
サボるにもそれなりの時間を使うわけで、仕事の合間合間にしてしまうとどうしてもリズムがつかめなかったりします。
だったらサボるためにさっさとできることは全力で片付けてしまった方が、本当に自由な時間を手に入れられることで有効活用でき、得策だなとそう思うわけです。