物欲を満たすための理想の連鎖 | A Day In The Boy's Life

A Day In The Boy's Life

とあるエンジニアのとある1日のつぶやき。

あんまりネタもないので、たまにはつらつらと。

自分は、あんまり物欲がありません。

TVや雑誌などで気になる商品があったりしても、購買などにはなかなか結び付かないですし、ネットを使って積極的に情報収集するということも多くはありません。

なんで物欲がわかないのか、二の足を踏んでいる理由は何なのかというのを少し考えてみました。

 

 

理想を満たすための理想

 

物欲がないとは言え、何も買っていないわけではなく結構週末は家にいないことは多いんですけど、子供が生まれてからは特にその投資先が自分以外になってしまっているのは否めません。

ので、一つはほかでお金を使うから自分の物欲を抑えているというのもあるかもしれません。

 

昔からそうなのか、と思い返してみると比較的学生やもっと前の子供のころは色んなものが欲しくて小遣いやバイト代を工面していたような記憶もあります。

ゲームソフトを買ったり、プラモデルを買ったり、今ではあまり聞かなくなった音楽についてもCDをたくさん買ったりレンタルしてたような記憶もあります。

もともとそこまで多趣味ではないので投資先が限定されていた分、大人になってそれらを一周して情熱が薄れて新たな投資先を見つけられずにいるからというのがあるかもしれません。

 

でも、今では何も興味を惹かれないわけではありません。

先に書いたようにTVや雑誌を見ていて「これは欲しい!」と思うものはあるわけです。

ですが、それを買ったときをイメージしてみるとほかの要素が邪魔をして十分にそれを活かすことができないのではないか、という考えがよぎったりします。

例えば、パソコンが欲しいとなった時に、使う場所を固定したくないのでノートがいいなとか思うんですが、一方でこうしてブログを書くときとかプログラミングしようかなとか思うときは大きなディスプレイが欲しいと思ったりするわけです。

そうなってくると、それを設置するための机や疲れない椅子が欲しいと思ったりします。

ですが、それをまとめて購入する予算がなかったり、そもそも部屋にそんなスペースがない、またはスペースがあったとしても散らかっているから整理しないとな、ということが頭をよぎるわけです。

まぁ、片付けぐらいさっさとやれよというのはあるんですけど、簡単に捨てられるようなものばかりでもなく、粗大ごみ捨てに行くのに億劫になったり、本格的な作業部屋を作ろうとなるとその他にこだわりたいものが出てきたりして、それを片付けないと机を設置するというところに結びつかないもどかしさがあったりします。

勝手に理想を高くしているだけなんでしょうけど、理想をかなえるための別の理想をかなえるのに手間取っているわけです。

 

最近、CDとかネットを通して音楽を購入するということ自体がほとんどないんですけど、これもそういう前提の環境が整ってないから二の足を踏んでたりもするんですよね。

パソコン環境を整備してからやろうとすると、先に書いたようなさらにその先の理想を片付けないといけなくなったり。

今時の子はわざわざパソコンとか使わずスマホだけで完結しているんで、やり方そのものが古いんでしょうけどねぇ。

 

でもこう考えると、その連鎖自体が物欲となるんでしょうけど、理想を得るための理想が邪魔をしてなかなか踏ん切りがつかない状況になっています。

まぁ、絶対にすべての理想を一度にかなえるほどの体力や財力はないわけで、積み重ねていく理想の過程で別の理想が出てくるので永遠に満足はしなさそうな気はしています。

(こう書くと物欲の塊みたいに見えるのですけど)

 

実際問題、パソコンとかは少し前に新調したりもしたんですけど、モニターは設置する机がないから買うのをためらったりしています。

音楽とかもそういう環境が整えばまた本格的に聴いたり買ったりするのかもしれません。

とりあえず、そうなるために部屋の片づけから始めたいなと思うんですけど、こう暑いとやる気が湧いてこないと思ったりしている今日この頃です。