- 情報を捨てるセンス 選ぶ技術/講談社
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タイトルに惹かれて買った本なんですけど、今の時代の生きかたと言うものを捉えている本じゃないかなと思います。
どういったことを書いている本なのかというのは冒頭に以下のように書かれています。
本書の目的は、みなさんにより自信を持って、他人に依存せず、自分の頭で考え、賢明な意思決定ができる力を身につけてもらうことだ。他人の指示をやみくもに受け入れず、自分自身の直感や最初に抱いた考えさえもつねに疑うことのできる人になってもらうこと。つまり、大きく目を見開いて、自分の力で賢明な選択と決断のできる人になってもらうことなのだ。
今やネットで何でも探せる時代となっているわけですが、その利便性とは裏腹に情報量が多すぎて時には情報に踊らされたり傷つけられたりします。
そんな中で何を信じればいいのか、どうすれば釣られないのかというような情報ソースの追い方や検証の仕方なんかがTwitterやFacebookなどを中心にして実際に起きた事件や事象を絡めて書かれていたりしますので比較的とっつきやすい内容の本ではないでしょうか。
Twitterなんかを見てても嘘の情報というのはかなり多く流れてきますし、それを作り出した人に悪意があろうが無かろうが拡散する善意によって自体が悪化していくというようなケースもよく見ますし、何故それを本当かろくに調べもせずに鵜呑みにするんだろうという疑問を持つこともあったりするわけです。
また、ソーシャルの中で一定の権威を持つ人も含め、著名人とつながりやすくなったことでその行動や言葉に知らず知らずのうちに同調していくようなことがあったりします。
話題になっていることが必ずしも本当とは限らず、専門家の意見が常に正しいとも限らず、みんなの判断が必ずしも正しい結果になるとも限らないわけです。
当たり前のことなんですけど、圧倒的な情報量の前では考えることを止めてしまったり、知らず知らずのうちに自分の考えや行動が操られてしまうという危険性もあるわけで、こんな時代だからこそ情報に流されず考えて選択していく力というものが必要なんだと改めて思ったりします。
目次
Chapter1 選択と決断が人生を変える Step1 めまぐるしく変化する世界とどう取り組むか? Chapter2 目を見開いて世界を見る Step2 正しい情報を見落としていないか? Step3 言葉の力にあやつられていないか? Chapter3 真実の管理人になる Step4 専門家に服従していないか? Step5 素人専門家を見逃していないか? Chapter4 デジタル情報の海に溺れない Step6 誰でも市民ジャーナリストになり得るのか? Step7 なりすましとやらせを選別する Chapter5 情報を選ぶ技術を磨く Step8 数学から逃げていないか? Step9 ”自分という受信機”をチェックしているか? Chapter6 いまこそ変革を起こす Step10 ”みんなの判断”に同調していないか?