画面をクリックしたい衝動 | A Day In The Boy's Life

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とあるエンジニアのとある1日のつぶやき。

癖かもしれませんが、私はブラウジングする際に、画面をクリックしたい衝動に駆られます。

衝動というほど、そんな大げさなものではないのでしょうけど、文章内で気に入った文面があったらどの文節をドラッグして、背景色を反転させて目立たせることで、その文章の意味を注意深く読み取ろうとしたりします。


あとは、画面をスクロールした際に、何故か一度画面をクリックしないと落ち着かなかったりもします。

これは自分でもよくわからない癖なんですが、恐らく画面をスクロールして、どこかでスクロールを止める際に、画面に一度着地する感覚が欲しくなるんだと思います。

飛行機がある場所から飛び立って(スクロールの開始)、どこかに着陸する際に、カッチッとそのクリックで表したいような感覚かもしれません。


何れにしてもそのクリック自体にはさほど意味がありません。

そのクリックによって画面内に何らかの変化が起きるわけではありませんので、機能が伴うクリックではありません。

しかしながら、私にとっては必要なクリックだったりするわけです。

そうした場合に、クリックする事で何らかのアクションが発生してしまうとストレスになるわけです。

例えば、WIRED VISION は掲載されているニュースやデザインはすばらしいのですが、表示されるニュース一覧は及び画面のほとんどがリンクになっていて、その余計なクリックができる環境にありません。

うっかりクリックしてしまうと、そのリンク先に飛んでしまうわけです。その文章が読みたいとは思わなくとも。


その先に興味のある情報があるのであれば、リンクはリンクとしての機能を果たしますが、そうで無い場合、それは地雷と同じです。

余計なものをクリックしてしまい、見たくも無い情報を見てしまう、クリックする事でもう一枚ブラウザが立ち上がり、ほんの少しの待ち時間が発生する。


情報を発信する場合、そのサイト内にある情報をなるべく多くの人に見てもらいたいというのは、よくわかるのですが、その情報への導き方を間違えば見る側にストレスを与え、サイト自体の印象をも変えてしまうのではないでしょうか。

画面内にリンクがクモの巣状にはられた状態を見るとリンクスパムのような印象をも受けてしまいます。


ところで、私のように画面をクリックしてしまう癖を持つ人って私の周りでは結構多いのですが、皆さんはそのような癖はお持ちでしょうか?

ただし、あまりにカチカチやっていると周りの気を散らせてしまうことになるので、注意が必要です。