私は通勤にJRを使っているため、その定期としてモバイルSuicaを利用しています。
その前までは、カード式のSuicaを使っていましたが、買い換えた携帯がモバイルSuicaに対応していた事や、カードを持ち運ぶ事で財布がかさばるのが嫌だったため、モバイルSuicaの方に乗り換えたわけです。
当時は特に使用料もかからなかったたのですが、昨日お金をチャージしようとアクセスしてみたところ、年会費がかかるから払ってくださいと言うようなメッセージが出てきました。
「えっ・・・?」と思ったのですが、よくよく調べてみるとどうも初年度は年会費が無料のキャンペーン中だったみたいです。(2008年3月31日をもって年会費初年度無料のキャンペーンは終了になったようですが)
これであれば、規約をよく読まなかった私が悪いわけなので、それに関してはこれ以上何も言えないのですが、このモバイルSuicaというサービスに、年会費1000円という金額が妥当なのかという疑問がわいてきます。
確かに便利と言えば便利です。
カード式に比べると電波が届くところであれば何処でもチャージできますし、切符以外にも電子マネーとして利用できます。
ただ、そこにチャージした金額がイコール運賃としてJRに入っていくのに、それをペーパレス(しかもサービスの利用は利用者の意思であるため、貢献しているのはむしろ利用者側)にしたら、年間で余分にお金が取られるわけです。
何か腑に落ちません。
先に書いたようにSuicaには切符の代わりだけでなく、電子マネーとして使えるほかにも新しく新幹線にも乗れるサービスが始まっています。
様々な機能が提供される事はよいことだとは思いますが、利用する側にとって無価値なら何の意味もありません。
1つの機能しか提供しないサービスでも、それが激しく便利なら使いますし、100の機能を用意されても使わないなら使えないサービスになります。
私はモバイルSuicaを定期+電子マネーとして使っていますが、後者の電子マネーは特にそれが激しく便利だから使っているという意識はあまりありません。
財布を取り出す手間が簡略できる事は良いとは思いますが、特に小銭を取り出す暇を惜しむほど時間に追われて生活をしているわけでもありません。
となると、必要なのは定期の機能のみなのですが、これであればカード式のSuicaでも十分にまかなえます。
たかが1000円ですが、されど1000円です。
利用者にとって無価値のサービス使用料はされど1000円に該当します。
サービスの価値は、その投資とそれを使う事により得る経験とのトレードオフによって決まりますので、それが必要な人にとっては多少高額でも払う人は払います。
何でもかんでもタダにしろとは思いませんが、サービスを提供するにあたって使用料を取るビジネスモデルを組み立てるのであれば、利用者にとって価値あるサービスであるかどうかにかかっています。
少なくとも万人受けするサービスなんて無いわけですから、タダで利用できる制限付きサービスと、全てを使えるプレミアムなサービスと、そのすみわけが必要なのではないかなと今回の件で感じました。
予断ですが、年会費タダでモバイルSuicaを使う方法もあるらしいです。
4月からも年会費無料でモバイルSuicaを使う方法 @ Business Media 誠
