世の中はシンプルだ。
自分のモットーです。
確かに世の中には、簡単に解決できない複雑な事象と言うものは沢山存在します。
でも、そんな複雑な事象でも一つ一つを見てみると簡単な要素からできている事が多く、それらシンプルな要素が束になり複雑になっているのだと思っています。
2本の紐が絡まっているのを解く事は難しくありません。
ですが、それが100本になったらかなりの労力を使う事になります。
それでも、それら100本は1本ずつの紐が絡み合っているに過ぎません。
1本のシンプルな紐が束になって複雑化しているわけです。
極めて複雑な100本の紐として捉えるか、1本1本の紐が単に絡んでいるだけと捉えるかで、その問題に取り組むスタンスが大きく違ってくると感じます。
人間は考える事が好きな生き物です。
それゆえに、複雑な事を複雑なまま考えようとしてしまう人も多いと思います。
複雑な事を複雑のまま捉えても、多くの人が途方にくれて終わってしまうのでは無いでしょうか。
そういった場合に、その複雑な事象を構成する、一つ一つの要素を見極めて一つずつ解決していく事の方が早道だと思いますし、考えもまとまりやすいです。
最初に言ったとおり、全てがシンプルな要素に細分化できない場合も多々あると思いますが、あくまでそれらに取り組む際の考え方の一種として、このような考えというものも必要なのではないでしょうか。