情報システム部門という後ろ盾 | A Day In The Boy's Life

A Day In The Boy's Life

とあるエンジニアのとある1日のつぶやき。

とある管理部門の人から、稼動予定のシステムについての相談を受けました。

そのシステム自体が外部の業者が構築したものだったので、そのシステムの仕様や構成について、情報システム部門としての見解を聞きたいとのこと。


確かに見てみると一部問題が発生すると思われる箇所がチラホラあり、それをピックアップしてその担当者に伝えました。

相手もIT関連についてまったくのど素人と言うわけではないので、ある程度の問題点と言うものを理解してはいました。

が、やはりそれをそのまま外部の業者に伝えても、専門的な知識で対抗してくる相手には敵わないまたは言い包められると感じたのでしょうか。

情報システム部としての意見、つまりシステム関係者がこう言っているんだという相手と戦うための武器が必要だと感じたのでしょう。

こちらの話が終わると、自信が確信に変わったのか顔つきを変えたまま、そのまま業者に怒鳴り込んで言ったそうです。


情報システム部門の仕事 として、外部の業者と折衝したり外部から持ち込まれるシステムやソフトウェア、IT機器についてその妥当性をチェックする業務があります。

業者が言っているから問題ないでは、情報システム部門としての意味がありませんからね。


ただ、業者が言っている事に対して、どのようにその正当性をチェックするかが大きな課題になります。

外部からシステムなどが持ち込まれる理由の一つとして、それに関するノウハウや基盤が社内にはないという事があります。

であれば、ノウハウが無い事に対してどうやって業者が言っている事が本当かどうか見極めるのか。


外部からシステムを導入したりするにあたり、どういった体制を整備するのかや、マニュアル、緊急時の対応フローなど様々なアウトプットを明確化しておくことも一つですが、それより前段階で導入の意思決定をする段階なのであれば、相手の言っている事を自分の持っている知識レベルまで落として話させる事も重要ではないでしょうか。

言ってる事が分からないからではなく、言っている事を自分が理解できるまで落とし込んでもらう。

そこからレベルを徐々に上げていき、最終的にはその導入の対処に関する知識についての問題点を整理する。

その際にとことん細かいところまで突っ込んでみる事です。

オープンソースなど、世間一般に情報があふれているのであれば、独自に調査する事も可能でしょうがベンダーの提供しているソフトウェアであればその情報源は、そこからしかありません。


話が少しそれましたが、今回の管理系の部門の方と外部の業者のパイプ役として情報システム部の人間がアサインされる事は多々あることです。

管理系とは言えITを業務に利用する事は当たり前となっているので、どんな部門であれITの知識と言うのは一定レベル必要にはなっていますが、情報システム部門と管理部門の人間が見るITへの視点と言うものは大きく異なってくるので、そこが持ち合わせていない視点と言うものを情報システム部が補ってあげる必要があります。


結局使えないシステムが社内に持ち込まれた場合、苦労するのは管理系部門だけでなく、それを保守・運用する情報システム部門にも降りかかってくるものです。

良いITの基盤の構築として、情報システム部がその最後の砦として機能するかどうかは、企業にとっても重要な意味を持っています。