StartForce を使ってみました。
使うといっても、そこで動くアプリケーションが圧倒的に少ないために何ができると言うわけではないのですが、将来のWebの状況を考えさせられるよい題材になると思います。
しかし、ここまでの事がWeb上で行えるようになった今、確かに「こちら側」の価値と「あちら側」の価値が逆転する日も近いかもしれません。
もちろん、Webを利用するためにはブラウザが必要で、ブラウザを動かすためにはOSが必要と「こちら側」の存在価値がゼロになるわけではないのですが、そのメリットと言うのは「あちら側」の方が圧倒的に高い状況にあります。
(PC/OSに依存しない、何処からでもアクセスできる、共有が容易など)
StartForce以外にもeyeOS やYouOS など、最近こうしたWebデスクトップのサービスを展開しているところが多いのですね。
「こちら側」ではWindowsが圧倒的なシェアを誇っていますが、「あちら側」のOSとしてこれら各種サービスが覇権争いみたいな形になっているのでしょうか。
確かにこうしたWebデスクトップサービスは、その上で動かすアプリを作成するためのAPIが公開されています。
より多くのWebデスクトップが使われた方が、その上で動くアプリが充実し、それがまた利用者を呼び込むという流れになります。
そのために、各社でより早くより安定したWebデスクトップサービスの展開と言うものを行っているのでしょう。
こうした、Webデスクトップは今後どのように使われていくのでしょうか?
「こちら側」のOSは、今のところ「あちら側」につなぐため、仕事やPCを用いたライフスタイルを形成する基盤となっています。
Webデスクトップも「あちら側」において、そのような位置づけになるかというと少し違う方になりそうな気がします。
まず、「あちら側」にある以上、あらゆる基盤になる事はできませんし、なんでもかんでもWebデスクトップ上で動作するアプリを作っていく事は、かなり難しい事になります。
ただ、Webである事の特性を活かし、Web上に存在する多くのサービスとの連携を行う事ができれば面白い事ができそうですね。
StartForceに話を戻しますが、結構安定しています。
今のところ日本に集中してサービスを展開しているようなので、日本語の対応はバッチリです。
CNET Japan より
APIのドキュメントも日本語で公開されていますし、Blogでアプリ作成のための情報公開も行われるようです。
StartForce上で動くアプリ開発者が日本で多く出てくれば、より親しみやすいものになりそうですね。
□ StartForce
デスクトップテーマを黒色にすればVista風・・・。
2007.03.18追記
日本でもNTTコミュニケーションズとNTTレゾナントがWebデスクトップ環境の共同実験を開始したというニュースが流れていましたね。
こちらは、純国産のWebデスクトップ環境になりますのでインターフェースが日本語化されていたり日本人にとっては使いやすそうです。
2007.06.03
StartForceに統合オフィス環境をプラスしたサービスが出るようです。
今までただその技術動向にだけ注目を浴びていましたが、こうした企業向けのソフトウェアがそこにプラスされる事で企業内でも注目を浴びる事になっていきそうですね。
WebデスクトップでPCのライフスタイルはどう変わるのか? 其の二