「Google Apps」 vs 「Microsoft Office」 | A Day In The Boy's Life

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とあるエンジニアのとある1日のつぶやき。

Googleが公式参戦,Microsoftの「Office」とサーバーに挑戦


ついにといいますか、まぁGoogleがSpreadsheetを出したりWritelyの買収をしたりした時点でおおよそこの方向性については誰しも予想ができた事ではないでしょうか。

そしてこれは、OSに準拠したMicrosoft Officeの「こちら側」と、Webに準拠したGoogleAppsの「あちら側」という戦いの構図にもなります。

もちろん現時点では、圧倒的なシェアをほこるOfficeに対してどこまでGoogle Appsが食い込めるかと言う点ですが、「あちら側」にシフトしていく時代の流れがGoogleを後押しする事も考えられます。


ただ、はっきり言えばこの議論と言うのは無意味で、利用する側から言えば何処でも、誰でも読めるワープロ、表計算、提案資料作成用のソフトウェアがあれば良いわけです。

現時点では、圧倒的なシェアをほこるMicrosoft Officeがある種デファクトスタンダードになっているのでGoogleもそれに追随するような形を取っています。

技術的な部分で言えば、それらを取り巻く核心部分が標準化されていれば問題がないと思いますがそうではない場合、複数の異なる技術でこういったソフトウェアが構成されることになり、お互い互換性がないものが出来上がります。こうして困るのがユーザーです。


ただ、


大手企業のWritely採用は未来永劫ない、マイクロソフトは安泰


と言うような意見もあるわけですね。

ここでも触れたように、Google Appsがオフィスソフトウェア内に食い込んでいくのは、少しずつ少しずつゆっくりと浸透させていく戦略しかない気がしますが、それを後押しするのが先ほど述べたようにWeb中心時代という流れかと思っています。



2007.03.23追記

Google Appsを全社導入した会社


一つの事例が出てきましたね。

ただ、主な利用用途がコミュニケーション系のツールのようなので、先に書いたようにOffice系のツールとしての評価がどうなのかの答えにはなりそうもありませんが。