法定停電 | A Day In The Boy's Life

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とあるエンジニアのとある1日のつぶやき。

法定停電とは、その名の通り法律で定められた建築物内の点検を行うために発生する停電の事です。

定期的にビル内の点検を行い、国に報告する義務があるようです。


本日はその対応ため出社しました。

出社したと言っても、私自身が点検するわけではありません。

きちんとした業者がそのチェックを行います。

が、一つ問題なのは電気系統のチェックを行うがためにビル内に電気が通らなくなる事です。

これは、システムが稼動しているサーバーに電気が供給されないと言う事です。


つまり、サーバーを停止させなければなりません。

(点検時間が半日以上かかるのでUPSなどでは到底もたない事になります)

その停止と電気が復旧した後にサーバーを起動し、動作確認する事が主な仕事となります。


もちろん24h/365日落としてはならないサーバーとかもあります。

これらに関しては別途業者を呼んで電気を供給してもらうように手配します。

こういうと、「じゃあサーバー全てが稼動し続けられる電気を供給してもらえばいいのでは?」

と思うかもしれませんが、これにはそれなりの経費がかかってしまいます。

ですので、稼動に必要なサーバーの電気容量を計算してその量の電気を供給してもらう

と言う対応となってしまいます。

(大規模なデータセンターとかではおそらく電源の系統を冗長化しているため、施設全体が停電する

と言う事は無いように設計されているはずです)


基本的に、点検の前にサーバーを停止し、点検が終わればサーバーを起動する。

本当にこれだけなのです。つまり、物凄く暇な時間ができる事に・・・。

何かやるにしてもビル内に電気が通っていないためPCは使えません。

おまけに昼を過ぎると真っ暗。

空調も利かないため、熱くなる。

(こんな寒い時期でもビルの構造ではかなりの熱をビル内に持ってしまいます。ひどければ真夏並の

温度になります・・・)

ひたすら時間が過ぎるのを待つというような感じです。


が、思わぬ仕事が舞い込む事があります。

一つは、空調が止まっているためサーバーを設置している部屋では(一部稼動しているサーバーの熱もあり)

温度が上がり、その熱でサーバーがダウンする事があったりします。

もう一つは、古くから稼動しているサーバーが電源復旧後に素直に起動しない事が・・・。

こういうこともあり、できればサーバー自体あまり停止させたくないのです。

私自身も昨年は、あるシステムの本番DBサーバーが起動しなくなり、大変な目にあいました。

何故よりによってこのサーバーが起動しないのか!という自体が起こるのです・・・。

(テスト用とかなら全然問題ないのに・・・何故それが・・・)


最後に、翌日にPCが起動しないと言うような問合せが増加する事。

点検の内容は詳しく知りませんが、電圧を変えたりする点検が行われたりするようです。

つまり、PCがそのままコンセントにつながっているとその電圧の変化によりPCの電気系統が

おかしくなり壊れてしまうと言う事がまれに発生します。

前日には、きちんとコンセントから電源ケーブルを抜いてから帰ってくださいというアナウンスは

流していますが、聞いていない人もいたり。

こういう事もあり、あまり歓迎されるべきイベントではない事は確かです・・・。