元帥の観音さま | 大山格のブログ

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おもに歴史について綴っていきます。
実証を重んじます。妄想で歴史を論じようとする人はサヨウナラ。

 彫刻家・大熊氏広の作品リストに入っていた観音さまの御姿を、あらためて御披露します。


 石の台座に乗った、青銅の座像です。


 ほぼ等身大で、大きさの参考のため、一眼レフを手前に置いてみました。おおよそ等身大であることがわかると思います。


 背中には漢文でなにやら彫ってあるので、その内容もまた大山巌没後100年記念講演会で御披露することといたします。
 ところで、この観音像が大熊氏広の作品のひとつと認識されていたことがわかりましたが、私は美術品の鑑定眼がないので、本当のところはどうなんでしょうねぇ。また、もともとの鳩ヶ谷だか大宮だかにあったという観音さまについては、なお不明です。大山巌は路傍で打ち棄てられていた観音像がひどく傷んでいたので修繕して自宅の庭に奉安したという家伝ですので、溶かして鋳なおしているかもしれませんが、なにもないところから生まれ出た観音さまではないと私は考えています。もとの御姿が、ある程度は再現されていたりしないのかなぁ。だとするとどこまで大熊氏広のオリジナリティーが入っているかも問題だなぁ。


 2016年12月、大山巌没後百年を迎えます。命日の12月10日は東京都世田谷区下馬の世田谷観音本坊にて、没後100年記念行事を予定しています。

10:00より法要(世田谷山観音寺御住職様)
つづいてバイオリン演奏 大山恭子(大山巌曾孫)

懇親会(昼食)

13:00より講演会
 鈴木徳臣 理系の人だった青年時代
 長南政義 軍司令官としての大山巌
 大山 格 観音信仰と国葬墳墓
終了16:30予定

懇親会費込み、お一人様5000円の会費がかかります。
お子様、学生さまの御参加は別途御相談ください。

 御参加のお申し込みはFacebookのイベントページにて10月末日まで受け付けております。


大事なおしらせ
 大山巌墓所修復事業に対する御寄付は、交通文化連盟にて受け付けております。現時点では、いっさい例外はございません。それ以外の窓口への寄付のお願いがあった場合は寄付金詐欺ですので、応じないよう御注意ください。
 なお、ひきつづき、休憩所建屋、石敷、立木の傾きなど、たいへん困難な修復を予定しており、みなさまの御寄付を募っております。御協力くださる方は、下記口座へ

三井住友信託銀行松戸支店(店番329) 普通7698754
 特定非営利活動法人交通文化連盟



ともあれ、ツタヤ図書館と江戸しぐさは滅ぼすべきです。



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