Voice   of   iTaro

1966年6月29日
羽田空港に4人は半被姿で降り立った。

ビートルズの来日である。

その時の映像は、しばしば放映される。
彼らが現代の音楽の礎を築いたことは
言うまでもないが、あまりにも影響が大きい事が
43年後の今でも感じる。
最近はカバーでも良く耳にするが
彼らの楽曲は世界中で流れない日は無いであろう。

東京には警戒態勢が布かれ
翌日の公演の司会、前座の顔ぶれや
迎える唄があったことに当時が偲ばれる。

当時、不良のシンボルがここまでになることを
誰が予想したのだろうか?

今日の音楽の有り様を誰が
想像できただろうか?

イノベーションの必要性を改めて感じる。

マイケルがCD発売の版権を所有していることは
あまりにも有名だが
2009年9月9日に
デジタルリマスター版が発売されるとのことである。

また新しいビートルズが発見できるかも知れない !

youtube
http://www.youtube.com/watch?v=r401I8cStVI


ザ・ビートルズ/ザ・ビートルズ

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プリーズ・プリーズ・ミー/ザ・ビートルズ

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観光、買い物、食事。
旅の三拍子が揃っているのがイタリア。

トスカーナは食欲の秋である。

Voice   of   iTaro

ポンテベッキオを渡りきり右に折れ
アルノ川沿いの路地を数分歩けば
地元に愛されるトラットリアがある。

秘密であった筈のトラットリアは
とうとうガイドブックに載ってしまった。

旨い、安い、嬉しい。
食の三拍子が揃っている店。

黒板に書かれた今日のお奨めがとてもいい。
カメリエーレが更にプッシュする。

話が弾むと
赤いチェックのテーブルクロスの上には
所狭しと旬のトスカーナがどっさり並ぶ。

秋はとくに旨すぎる!

ピッチャーで運ばれたデラ・カーサを
ゴクゴクと飲み旬のポルチーニのグリル
やトリフのニョッキ、肉料理・・・

庶民的な量と素材の味が何とも頼もしい。

旨いと聞けばひとまず、
様々な店を訪ねていたが
ある時から店を探さなくなった。

フィレンツェにいれば毎日通い
自慢料理を食べ尽くしても
なおかつ出てくる地元の食材。

チャオ ! 今日も来たな !
知った顔を見れば
ニヤニヤしながらも
彼等のプライドは更に加速する。

今日はどうだい。
満足したかい?
ブォーノと答えれば

シェフの自信も漲ってくる。

おそるべしアンジェリーノ。

洞窟のような空間には
いつも笑い声と
フライパンから出る炎の音
オーダーの掛け声と活気
食器の音が響いていた。
そしてトスカーナの食材の匂いが
充満していた。

今日も小さな扉は開いているのだろうか?

行きたいなぁ。
鉄道とバスを乗り継ぎ
聖地マラネロに辿り着いた。

ピスタ・ディ・フィオラーノからは
テストの音であろう
例の女性の悲鳴のような
甲高いエンジン音が彼方で響いていた。
明らかに12気筒である。

そこは自動車の聖地。
スクーデリア・フェラーリの本拠地である。

跳ね馬のマークは心を躍らせる。
その地は一瞬にして、いい年をした男を
単なるミーハーな子供にしてしまう。

リストランテ・キャバリーノでは
事前に情報を得ていた
エンツォが食べていたであろう
塩ゆでのブタが食べたい !
ランチメニューには無いものを
無理言ってみたり。
地元のランブルスコをがぶ飲みしたり
落ち着いてはいられない。

トイレに入ればそのタイルの配色に驚き
壁に飾ってある写真を食い入るように眺めた。
知った顔が並んでいた。
歴史上のヒーローがたくさんいた。

ため息が出るばかりであった。

一画は跳ね馬だらけ。
美術館やショップと
心をくすぐるものばかりである。

時間の経つのを覚えているはずもなく
両手は買い物でふさがっていた。

唯一の交通機関であるバスもすでに行き過ぎた。
タクシーを呼ぼうにも無理。
と簡単にあしらわれてしまった。

Voice   of   iTaro


日暮れが迫り
途方にくれていると
心配そうにこちらを見ている顔があった。

フェラーリ工場入り口の改修工事をしていた初老の男性。
どうやら一連の様子を見ていたらしい。

ジェスチャーと変てこなイタリア語で
何とか通じ合う。

彼は40分の道のりを
愛車パンダで送ってくれた。

車中のコミュニケーションは語れたものではないが
くわえ煙草で
ステアリングから手を
放しながらの
ジェスチャーの連続
やたら飛ばす彼の運転に
半分、気を取られていたが

そこはイタリア

何とか会話になってしまう。

エンツォフェラーリの元気な頃を知っている !

今はそれしか覚えていない。

無事モデナの駅に到着した我々は
熱いハグを交わし
Grazieを連発して彼と別れた。

GRAZIE MILLE ! !

http://ja.wikipedia.org/wiki/フェラーリ


http://www.youtube.com/watch?v=XTSfBS2tLv8