保護者様が弾けた方がいいのか? | 音楽のある生活。

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ピアニスト歴◯◯年、いたばし音楽教室を立ち上げて◯◯年。持ち歩く楽器をやりたくてフルートを少々。東北大震災の年に趣味で二胡を始め、2019年、趣味が高じて教室に二胡教室とフルート教室を開講。

体験レッスンの時、まっさきに

これを心配する保護者様が多いです。

 

保護者のかたが弾ける場合、弾けない場合、

それぞれにメリット、デメリットがあります。

 

🎹弾ける場合

 

❤️お子様がレッスンで疑問に思うことを保護者様が教えることができる。

 

→でもそれが間違っていたらデメリットになっちゃいますね。

また、保護者様の子供の頃とはピアノのお稽古事情が変わってきている場合もあります。

 

❤️おうちで家族で音楽を楽しむことが自然にできる。

楽しいかも。☺️これはメリットですね。

 

弾ける保護者様が一番に注意していただきたいことは、

二人目の先生にならないこと。

 

先生は一人でいいんです♪

保護者様は生徒さんの背中を押す応援団でいてあげてください。

 

🎹弾けない場合

 

❤️先入観がない分、私共指導者の指導を素直に、まるごと

受け入れてくれるので、ある意味、レッスンがやりやすい。

 

 

❤️保護者様もなんとなく弾けるように

なっちゃいますよ💕

一人分のお月謝でお得。(笑)

レッスンに付き添ったり、お家で一緒に練習したりしているうちに、

「あら、いつのまに、私も弾けるわ」って感じです。

 

気をつけていただきたいのは、保護者さまがピアノや音楽に関しての

劣等感を持たないこと。(持ってたら捨ててくださいね)

 

弾けても弾けなくても、「音楽は楽しい、楽器演奏は楽しい」と

心から思ってください。(そう思っていただけるようなレッスンをしていますw)

 

お子様の感性は鋭敏です。

保護者さまの思いはいいも悪いも、すーっと伝わっちゃうんです。

 

それと、小さい子供たちにとって、お母様と同じことを一緒にする、

って、とっても嬉しいことなんです。

 

時に、演奏経験のない保護者様だと、

間違いに気づかずに1週間過ぎてしまうこともあります。

間違ったことは残念だけれど、

そこを直すとそこはもうずっと覚えていますよね。失敗は成功のもと。

 

そんなことを繰り返すうちに、自力で楽譜を読んで自分で弾くことに

早く目覚める場合が多いです。

 

先日のレッスンで、ソの場所を一生懸命お母さんに教えている小1の男の子。

「ソの場所をお母さんに教えなきゃ」と思うからこそ、

生徒ちゃんはしっかりとソの場所を覚えたんですね。

その優しさに、お母様ともども、感動しました💕


♦️    ♦️   ♦️

こうして考えてみると、どちらがいいとか、悪いとか、

一長一短ですね。

 

保護者様に大切なのは、大切なのはお子さんの成長を

「応援」し、「見守る」姿勢と、私共指導者への「信頼」の有無、


そして指導者も、お家での練習方法を適宜アドバイスすること。

→保護者のかたとのコミュニケーションが必要。

 

拙教室では年1、保護者のかたの面談を実施しております。

あ、そろそろ面談の季節ですー。

みなさま、教室においでくださいね♪

 

ちなみに私の母は、弾けない人でした。☺️

 

 

バラの季節になりましたね。

散歩が楽しい夏の入り口。途中でみかけた美人のバラさん。

いたばし音楽教室