美味しいモッツァレラを求め、北へ南へ。

どうしても、食べたくて、

食べたい一心に、ピングイーノ生産者の元へ、

見学に行ってきちゃいました。


場所は、NAPOLIの郊外。正に、ここCAMPAGNAモッツァレラの地元へ

いざっ

お邪魔しちゃいました♪


こんな可愛い卵の様なモッツァレラ。

ダチョウの卵くらい・・・・?

(メジャーな表現じゃなさ過ぎ・・・(すみませんっ)

結構な大きさです。


もう、その真っ白な姿を目の前にして

正に、大興奮。


ちなみに、本場、本来のモッツァレラは水牛の乳から

作られます。



水牛というから、水中に居るのかと思いきや、

全然、土の上に居て

一見、黒牛っぽい・・・

と思いつつ。


でも、ちゃんとこのコたちは

Bufalo(水牛)

です。

モッツァレラ作りは

毎朝、早朝の乳搾りからはじまり。


そして、あんなに美味しく、こんなにモッチリした

モッツァレラになるんです♪



しかし、工場内は高温多湿。

ミルクをはじめとして、乳製品のやさしい匂いに

包まれつも、

仕事は結構重労働です。




勿論、すべて手作業。



!!!!!!!




ピングイーノあることに気がつきました。

ここで、作業している人たちの手がやたらと綺麗!

キメが細かく、まさにもち肌。


「Come mai??」(なぜ??)


その秘密の鍵は、Siero(乳清)にあるそうです。

このSieroとは、チーズを作る過程で出てくる

ほぼ透明な液体。

(リコッタチーズの原料となる成分です)


そんなものが、美肌効果だったとは・・・・。




ちょっと、ほしい。





しかし、この成分、

とても、細菌に弱いらしく・・・。

すぐに菌が増殖しちゃうから。


美容液。

っていう訳にはいかないらしく。

がっかり。とピングイーノが肩を落としていると・・・




おばちゃんが、一言。

「そんなの簡単よー」



えっ?なになに??

裏技?

どんなSEGRETO(シークレット)が??













「ここで、働けばいいのよ。一緒働けば楽しい筈よ!」





うーん。







考えさせて頂きます。


街を歩いていて、すれ違った瞬間に

ボソッと何かを言われたら、気になりますよね。


そうなんです。気になってしまうんです。


イタリアに居て、すれ違いざまに言われる言葉、

それは何故だか


「Cinese(中国人)」



何故、イタリア人は声に出して言うんでしょう??

こんな経験を日々しているのは、ピングイーノだけでは

ないようです。


そう、イタリア人にとっては、中国人も日本人も

同じに近いらしく・・・、全くと言って区別もつかないのですが・・・

だからと言って、何故にして100発100中の勢いで

中国人 って、わざわざ言われるんだろう?!


こんなこともありました。


朝、イタリア人の同僚と、お店の近くのPiazza(広場)を歩いていると、

初老の男性が

「Sei cinese?(君は中国人かい?)」

「No.sono giapponese.(いいえ、私は日本人)」


その後、ピングイーノの同僚の方を向き、その男性は続けました。

「ところで・・・」



「Sei ragazzo o ragazza ??(君はオトコ?それともオンナ??)」






確かに、ピングイーノの同僚はボーイッシュなオンナのコでしたが。





「ホント、朝から失礼しちゃうっ!!」

二人して、不機嫌になった朝でした。


この日本と中国の違いがわからない

問題、これは身近な友達にもある様で・・・。


たまに、一緒にドキュメンタリーなんかを見ていると、

「そういえば、中国ではさー・・・」




「毎日、お米食べてた??」






「義務教育は何年間??」






って・・・・・、



勘違いしてやしませぬかい??







「Boh・・・・・(さぁ?!)」

勿論、かなり愛想なく。






そうすると、向こうが




はっ






としたりするんです。


勿論、ピングイーノは続けます。


「Mica sono cinese!non lo so・・・(私中国人じゃないし・・、知らない)」


友達だけに、

失礼しちゃう話だ!!


と思っていたのですが・・・、

考えてみたら、日本人からしてみたら

イタリア人、ドイツ人、フランス人、イギリス人・・・

完璧に区別できるのか??って言ったら微妙なのと同じかなー

とも思ってみたり。


でも、友達の国籍は、間違えちゃぁいけません。


                  

たまに、日本からはるばるピングイーノの居るイタリアに友達や家族が

遊びに来ます。


そんな時に、一緒に外に食事に行くと、かなりたくさんの発見が。

まずよく、言われるのが




「ピザがしょっぱい」




って、私が作っている訳ではないんだけど・・・



でも、確実に、私に対してのクレームよね(苦笑)







確かに、日本のピザに比べて、ピザの生地自体に入っている

塩の量は確実に多いです。


イタリアは全体に、料理に効かせる塩の量は多めですね。

日本に比べて・・・

日本は化学調味料(味の素をはじめとした、アミノ酸)の使用量が多いから

その分、減塩しても味のバランスが取れている気がしちゃうのです。


しかし、実際のところ

塩を多く使うから、イタリア人に高血圧や

日本で問題になっている様な成人病が多いかというと、

そんな事もなく・・・。

いたって健康体です。


( 付け加えると、

日本人(特に若者)はスナック菓子とか、

インスタントラーメンをよく食べることによって、

塩分の摂取量が非常に

増えてしまっているらしいですね)



自然の食材の味に、自然の塩。

これがかえって、体に良く、美味しいのかな。



って、話は脱線しましたが・・・



たまに、ピザにクレームを付ける友達から

こんな電話をもらったりもします。



「あー、イタリア行きたい。

そして、またあのしょっぱいピザが食べたい!

あの、しょっぱさが堪らないんだよねー」






・・・・・・・ しょっぱいピザ。



Milanoにあるいつも、その友達を連れて行く

PizzeriaのPizzaioloに、耳打ちした~い!!



このコ、お宅のPizzaのこと

こんな風に呼んどりますぜ・・・。





しょっぱいピザ。




絶対、石釜の中のガンガンに燃えた炭が

飛んでくるよ。





そのほかにも、日本では食べなれない食材が

イタリアのテーブルには、結構出てきます。



ピングイーノのお友達の一人に、

とてもキレイなOLさんがいます。


彼女が言いました。


「このブルーチーズのソース美味しいよー。食べてみる??」

「やっぱ、いいねー。本場はチーズも美味しいよ!」

と大絶賛。



「ホント??食べる。食べる~」




と一口。ゴルゴンゾーラの味を想像していたピングイーノの口の中は


???????????



うん?!






これって、トリュフじゃん。

そういえば、トリュフのソースのフェットチーネ頼んでたやん。

と、思いつつも


「美味しいぃー」


別に、日本ならゴルゴンゾーラとトリュフを間違えても

生きていけそうな気がしたから・・・・



そんなものです・・・



ピングイーノも、もし料理やってなかったら

もし、イタリアに住んでいなかったら、トリュフの香りとか

味わいとか、そんなにわからなかったかもしれないし・・・


知らないからこそ、単純に

「おぉ、これは美味しい!」

「これは、まずい」

とか、そういった本能的な判断で、

食事を楽しめるのかなー


なんて思ったり。



料理人は、結構食事も勝負

入ってますから・・・・


それは、ある意味

職業病・・・

どんな食材を使っているのか、どうやって

調理しているのか・・・

考えちゃうんですよね


同業者の人と、お食事行ったら

ホント、

まるで会議です(><)

かなり、意見の出し合い始まっちゃいます・・・


やっぱり、食事は

ただ単純に、おいしー♪

って楽しめるのが、幸せだったりするかも・・。

って思ってしまう、今日この頃。




イタリアもキノコの美味しい季節に突入しました!

ポルチーニをはじめ、Tartufo(トリュフ)なんかも、冬の料理には欠かせない!

リストランテにとって、素敵な時期突入です♪

まぁ、働いていると、そんな口にするチャンスは無いですけど・・・(><;)


お客様には、かなり素敵な季節だと思います♪

ホントに。


Tartufo(トリュフ)は世界三大食材のひとつなだけあって、

素敵な香り♪そして味♪

お値段も素敵です。


レストランの今年の仕入れ価格

1キロ=1000ユーロ(約14万円)


決して安いもんじゃぁ、ございやせん!


それにも関わらず、トリュフの小さいのには虫が居たりするんです・・・


だから、

「これは使い物にはならないね・・・」っていうトリュフも

たまに出てくるんです。



そんな時、あるシェフがピングイーノにこんなことを言ったんです。

「トリュフは種類によっては、胡桃の木の下で育つんだ!だから・・・」



だから・・・・





「うちの店の裏に、この虫つきのトリュフを植える!」




はいっ・・・・??




植えちゃうんですか?

それも、虫付き。虫食いの トリュフ・・・





「これで10年後のうちの店の、スペシャリテはTartufo(トリュフ)だな!」





えっ。


トリュフ育ったら、

スペシャリテ変えちゃうんだ・・・(><;)

それもトリュフだな。

って、なにか料理して出すんですよねー・・・。一応聞きますけど。







あれから、3年。

いまの所、まだトリュフは育ってないようです。





ふぅー

よかった。

近所のマンマから貰ったお勧めレシピを、今日は

ちょこっと、紹介しちゃいます♪

このレシピは、ジャムをはじめ、ピクルス、野菜のオイル漬け、と言った保存食品のレシピ、日本ではあまりなじみのない物も

多いですが、ちょっと、便利。

そして、なにより瓶詰めスタイルが、可愛いんです♪



イタリアでは、結構ポピュラーなSotto vetro(瓶詰め)。

特に、南イタリアでは数え切れない数の種類があります。


イタリアのカカト、プーリアのリストランテに居た頃、

ピングイーノもよく、仕事で仕込みました。

お店のお客様用ではなく、私たち用だったんですけどねー。


かなり、美味しかったんです。


それもあって、

そういうレシピをもっとほしい!

と思っていたら、近所の知り合いのマンマ(カラブリア出身)

に言ったら、レシピをさっそくくれたんです。

やったぁ~。



さて、さてその中から、

今日は、Confettura due frutti.(二種類のフルーツのコンフェトゥーラ)

要はフルーツジャムです。



600g フレッシュ プルーン

200g  フランボワーズ(冷凍も可)

400g 砂糖

     レモン 少々

     ローズマリー 少々



1)プルーンを洗い半分に切り、種を除く。

2)ガラスのボールに、砂糖、フランボワーズ、プルーン、ローズマリーの葉(細かく刻んだ物)、レモン汁、よく洗ったレモンの皮(細かく刻んだもの)を、崩さない様にそおっと混ぜ合わせ、24時間置く。

3) 2)をホウロウ鍋に移し、弱火で約2時間火にかける。あくを取り、ゆっくり掛け混ぜることを忘れずに。底の焦げ付きに注意。

4)ジャムがまだ熱いうちに、瓶に移しすぐに蓋を閉める。(瓶と蓋は、あらかじめよく洗い、熱湯消毒しておく)

熱い瓶は、さかさにして冷ますことにより、瓶内が真空になりやすい。


※冷暗所で保存することで約8ヶ月の保存が可能。


ローズマリーがポイントになって美味しかったです。

お薦め です。


お試しくださいまし。