FIAT500/500Cがついに販売終了へ
ということで、FIAT500/500Cがついに販売終了になるとの記事が載ってましたね。
う~ん、ついにこの日が来ましたか・・・。FIAT500もEV化して500eが出て以来、いつかはエンジン搭載車は無くなるんだろうなぁと思っていましたが、こんなに早く無くなるとは。
FIAT500は2008年に復活した時に、あのデザインを観た瞬間にこれだ!とALFA156から乗り換えました。ALFA156から乗り換えたのは、当時ガソリン代が高騰し、少しでも燃費のいいイタ車への乗り換えを考えていたところに、ちょうど復活FIAT500が登場しました。
国内販売では希望の仕様がなかったので、ちょっと高かったですが並行で黄色の1.2POP左マニュアルを買いました。元々小さいクルマは好きだったので、乗ってみるとこれで十分じゃんと思えるほど自分にピッタリでしたね。
とにかくデザインがカワイイのが最大の魅力です。当時このFIAT500以上に魅力的な小型車はありませんでした。完全に一目惚れでした。その後日本市場でのユーザーの話を聞いても、このデザインに一目惚れで、FIAT500以外に考えられない、と答えるユーザーが非常に多かったです。
エクステリアだけではなく、インテリアもNUOVA500に通じるインパネなど、イタリア小型車らしいポップなデザインが最高に可愛かったですね。
走りも非常に軽快で、パワーはありませんが必要十分なパワーを使い切って走るのはなんとも楽しかったです。ホイールベースが短いので、高速を走ると多少心もとないところもありましたが、スピード出さなければいいだけなので、そう言った意味では軽快で楽しい安全運転をもたらしてくれました。
そんなFIAT500は特別仕様車の発売を繰り返すことで、2008年から2024年までコンスタントに台数を伸ばし、フィアットの販売を支えてきました。それがガソリン車がなくなり、EVだけでになって大丈夫なんですかね。500eの知り合いも数名いますが、街中でもほとんど目にしないですし、あまり売れてないんじゃないかと思われます。
ステランティスはEV化を進めているので、ガソリン車が無くなるのはしょうがないです。しかし、他のクルマはEVがメインであってもハイブリッドが用意されていているので選択肢はあります。EVだけになったFIAT500eをどれだけの人が選んでくれるのか疑問は残ります。
おそらくFIAT500eをハイブリッド化するのは無理でしょうから、次期型がもし出るのならハイブリッドを期待したいですが、FIAT500は大きさからして次期パンダ用のプラットフォームではつくれないと思われ、次期型がどうなるか心配なところです。ここまで小さいEVとハイブリッドが載るプラットフォームを開発するのは利益が出ない可能性が高そうな気がしますが、どうですかね。
FIAT500には約7年ぐらい乗りまして、その7年間は私のカーライフの中でもアルファロメオとともに最高に楽しい時間を過ごすことができました。そんなFIAT500のガソリン車が無くなりEVだけになってしまうのは、なんとも寂しいです。これも時代とはいえ、ハイブリッドでもいいのでEV以外の選択肢が出てくれることを期待して止みません。
ということで、みなさんはガソリン車のFIAT500/500C販売終了どう思いますかぁ?
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